ずっと仲良しだった近所のおばあちゃん

よく憎まれ口をたたいて元気だったけど

老人ホームに入ってから、なかなか会えなくて、、、

コロナのせいで最近は全く会えなくて、、、

そして11月20日とうとう逝ってしまった。

99歳、、、。

 

朝五時過ぎに家族に連絡があって

お孫さんまでちゃんと遠くから来てくれて

最期は一緒にいられたと言っていた。

朝七時ごろだったらしい。

 

おばあちゃんはお嬢さんの家族と

二世帯で暮らしていた。

 

旦那さんもだいぶ前に亡くして

お孫さんはみんな結婚して家を出ていて

お嬢さんも早くに亡くして、、、

義理の息子さんと二人で暮らしていたんだけど

お互いに年を取って、身体の調子だって悪くなって

仕方なく老人ホームに入ったんだ。

 

おうちにいれば、まだまだ元気だったのかもしれない

でもよその家のことだし、それは仕方がない。

 

義理の息子さんのことを、おばあちゃんは

悪口ばかり言ってたけど、ほんとはとても優しい人で

年中ホームにも行っていて、様子を聞くと

いろいろ教えてくれていた。

 

コロナの時期は老人ホームは親戚しか面会できず

一回だけ電話をくれたことがあったけど

そのときも元気にお話しできた。

たくさん、ホームの愚痴こぼしていたけど。

 

会いたかったなぁ、、、

入りたてのころ、老人ホームは友達がいなくてつまんないって

言われたから、話しかけると同じ事を話してくれる

ぬいぐるみを持って行ってあげたら、それはそれは喜んで。

 

次の時はなかなか会いに行けないから

抱っこすると気持ちがいい赤ちゃんみたいなウサギを

持っていってあげた。

 

この二匹が亡くなったおばあちゃんの枕元と

腕のそばにあった。。

ホームの人が、とても大事にしていたので

そばにおいてあげたんですと言っていた。

涙がぐっと出そうだったけど、でもいつもみたいに

泣かなかった。

なんか、、、お嬢さんと旦那さんが迎えに来てくれてる

そんな気がしたから。

 

さっき義理の息子さんが、あのぬいぐるみ

お棺の中にいっしょに入れるからね、と

話してくれた。

うれしかった。

 

何十年か後にまた会おうね。

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ご冥福をお祈りいたします。