子供のやる気を引き出す
娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?
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じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)
受験勉強において、“子供のやる気・モチベーション”は学力の向上に密接に関係してくる問題です。我々だってそうでしょう。気分がノッテいる時と、沈んでいるときでは、同じ仕事に臨むのでもまったく心持ちが変わってきて、ひいてはパフォーマンスも異なってきます。
子供のやる気は、
- 塾で周りの子ができない問題ができた
- 自分ができるようになっていっているといった実感
などでもわくでしょう。しかし、それは親側では、コントロールできないことです。
では、親側で介入できる子供のやる気に繋がることとは?
威厳がある親、友達のような親、その中間の親、どんな親であろうと、子供にとって親は大きな大きな存在です。親に認めてもらいたい!ほとんどの子はそう思っているはずです。
親から褒めてもらうって、自己肯定感を育むには必要なことです。しかし、私はただ単に何でも褒めることが、子供のやる気につながるとは思っていません。うわべだけで褒めても、子供の目には嘘っぽくうつってしまいます。
要所を締めて褒めるよう心がけ、更に【褒めるより上等の賛辞】として【感心する】ようにしています。
感心すること、それも何気ない感じで、が効くと思っています。
例えば、宿題やテストの問題などで、
私「ねえ、この問題どう考えてどう解いたの?」
子供「あ~これはね、こうだから、こうして・・・」
私「そっか、これが出来たんだ。」
子供「この問題出来ないと思っていた?」
私「今の○○には難しいかなって思っていたんだけど。そうか、これが解けるんだ。そうか~。」
例えば、食事後に子供がくつろいでいる時に、夫婦の会話の中でわざと子供に聞こえるように、
「○○の問題。あれね、あいつ一人で考えて解いたんだよ。いや正直、あれができるとは思ってなかったんだけどさ。ちょっとビックリしてさ。」
褒めるよりも、感心する方が、子供が親に認められていると感じるグレードが高いと思います。
まあこれも連発すると効果がないと思うので、使いどころを見極めてだとは思いますが。