昨夜は寝室に蚊がいたようで、
今朝、夫は、足首にかゆみ止めの薬を塗り塗り。
私は、無事。
血が苦いのか、酸っぱいのか、緑色なのか・・・
この頃、全然刺されない。
まあ、こんな時、
今は、シュシュっと持続性の蚊取りスプレーを使っちゃうんだけど、
これが、当たり前でない時代が、我が家にはありました。
それは、虫たちを飼っていた時代。
息子、特に長男は、大の生き物好きで、
カブトムシ・クワガタ・ザリガニ・サワガニ・オタマジャクシ
などなど、色々飼いました。
そして、そんな虫たちが死んじゃう!
ということで、我が家では、殺虫剤の類は厳禁だったのです。
うちはまあ、それで良かったんだけど、
一度、困ったことがありました。
それは、息子が小学1年生の頃。
学童保育の行事で、家族キャンプに参加した時のこと。
山奥の廃校がキャンプ場になっていて、
グラウンドでバーベキューや、キャンプファイヤーして
旧教室で、みんなで雑魚寝。
クワガタやナナフシなんかも捕まえて、息子は大満足。
事件は、夜のお楽しみキャンプファイヤーが終わり、
寝るために旧教室に戻って来た時に、起こりました。
あるお母さんが、気を利かせて、
みんなが寝室となるその部屋に、キャンプファイヤーの間に、
蚊取り線香を焚いていてくれたのです。
一歩部屋に入ると、蚊取り線香のあのにおい。
すると、突然、息子の絶叫が響き渡りました。
「何やってるんだよオー!!
ナナフシが死んじゃうじゃないかー!!
人殺しー!虫殺しー!!」
おお~
すぐに、息子と虫かごを抱えて、部屋の外へ出ました。
「虫は、外に置いておこうね。
ほら、まだ元気だから。大丈夫だから。」
それでも、「虫殺し―!」と泣き叫ぶ息子。
落ち着くまで、相当かかりました。
蚊取り線香たいてくれた方は、良かれと思ってやってくれたこと。
気まずい想いをさせたかと、少々気掛かりだったけど、
息子にとっては、大切なお友達を皆殺しにする行為。
そりゃあ、怒るよね。
息子の純粋な気持ち。
あのにおいに、すぐさま、虫たちの安否を心配したこと。
そういうことの方が、私には、ちょっぴり嬉しかった。
うちでは、殺虫剤の類は使わないことが当たり前になっていたので、
世間様とのギャップにも、気づかされた出来事でした。
そんなにまでして、一晩守り切った虫たちですが、
次の日、山に放って帰りました。
我が家には、
「エサや飼い方のわからないものは、飼わない。
連れて帰らない。」
というルールがあるのです。
虫捕りやザリガニ釣りは、楽しいけれど、
捕ったもの全部、いたずらに連れて帰ってきて、
死なせてしまうのは、可哀想なので、、
そういうルールを作っていました。
この日は、ナナフシの食べ物がわからなかったので、
お山へ返してきたわけです。
たった一日のお友達のために、あんなに本気になれる息子。
いい子だな~
って、夏の思い出。
日時: 8月5日 19日 9月2日
(3日間 各土曜日) 18:30~20:30
会場: 百町森「あそび村」(静岡市葵区鷹匠)
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※ 対象:0~3歳0か月のお子さんの保護者(妊婦さん可)
場所: 静岡市駿河区
日時: 月2回 不定期 10:00~11:30
(次回: 7月10日(月)19日(水))
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場所: 静岡市葵区西ケ谷清掃工場 敷地内
日時: 月2回 金曜日 10:00~12:00
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