お正月は、皆さんどう過ごされましたか?
小さなお子様連れでの、帰省は大変だけれど、
おじいちゃん・おばあちゃん・親戚一同賑やかなお正月は、
平和で幸せな時間ですよね。
さて、我が家の場合。
長男カンタは大学生、普段アパートで一人暮らしをしています。
若者たちのご多聞にもれず、「いつ帰ってくるの?」とLINE入れても、
ちっとも音沙汰のないカンタの話。
結局、カンタは31日の夜に、ようやく帰ってきた。
31~2日は、実家でワイワイ。
みんなで初詣、カラオケ、宴会。従兄弟達と人生ゲーム。
おじいちゃんに囲碁で2勝、
お父さんに将棋で2勝1敗。
いつの間にか、勝てるようになったんだね。
そうやって大人を超えてく。
2日の夜は、自宅で家族4人で食事して、
3日の朝、「じゃあ帰るから」
え?もう?
学校は6日からじゃ?
「うちの方が落ち着くし」
そう言って、一人暮らしのアパートへ戻っていった。
「うち」って・・・
カンタのとって「うち」ってそっちなの?
ちょっとした一言にナーバスになったりして。
私も一人暮らししてたから、その気持ちはわかる。
好きな時間に起きて食べて、
お風呂もテレビも思うがまま。
そんな暮らしが当たり前になってくると、
実家で昼まで寝てて文句言われたり、
いつも見てるテレビ番組が見られなかったり、
順番にお風呂に入らなければならなかったり、
部屋も一人じゃないし。
そういうことが、ちょっとずつ鬱陶しくて、
一人になりたくなっちゃう。
すごくわかるから、
ものわかりのいい母親を装って、
「気をつけてね」と送り出した。
人生いろいろ。
気は揉めるけれど、
私がしてあげられることは、もう、あんまりなくて、
せめて、家にいる間、
ゆっくり休んで、たっぷり食べさせてあげたかった。
それすら、もう、ままならないんだね。
2日の夜、息子の大好きな「蕪のポトフ」を作ってあげられたことだけ…良かったな。
3日の夜は、4人で鍋でもしようと思ってたんだけどね。
夕方スーパーに行ったら、じわじわと寂しくなってきたよ。
あの子が一人暮らしを始めた日のこと、思い出してしまった。
スーパーで買い物ができなくなった、あの日。
またそんな目に遭うのはしゃくに触るから、
かご一杯買い込んでやった。
私だって、子離れしてるんだよーだ。
注意!
こういう記事、カンタ本人には知らせないでね。
「こんなこと書かれてたよ」なんて。