今日は、かつての同級生と恩師のお宅へ。
お孫さんが誕生されたとのことで、3ヶ月の赤ちゃんに会ってきました。
プクプクの手を、ギュッと握って、スヤスヤと眠る赤ちゃん。
うちに赤ちゃんがいたのは、もう16年も前のことなんだな~と、しみじみしてしまいました。
私には、二人息子がいます。
長男が、2歳2か月の時、次男が誕生したので、当時は、本当に毎日バタバタしていました。
次男が3~4歳になるまでは、本当に、何をするにも、どこへ行くにも、大変でした。
その頃、実家の祖母は、100歳位だったと思います。
ある時、息子たちを眺めながら、しみじみ言いました。
「子どもが、これくらいの頃が、一番、楽しかったよ・・・」
100年近く生きてきて、色々なことがあったはず。
祖母の子育ては、戦前~戦中くらい。
洗濯機もない、紙おむつもない。
もしかしたら、食べるものも充分じゃ、なかったかもしれない。
それでも、その頃が、一番楽しかったんだな・・・・。
毎日、子育てに追われ、
「早く、大きくならないか」
「早く、楽になれないか」
とばかり、思っていた私は、ハッとしました。
それから、子育てに焦るような気持ちになると、
「今が、100年のうちで、一番なんだから。」
「今を楽しもう」
と、自分に言い聞かせるようになりました。
そして、今。
息子たちは、大学生・高校生になりました。
大きくなりました。
ずいぶん楽になりました。
なんとか、ここまでのところ、まっとうに育ってくれて、ホッとしてもいます。
それでも、今日のように、赤ちゃんを見ると、何かたまらない気持ちになります。
今だから、言えることなのかもしれないけど、
おばあちゃんの言っていた通り、
やっぱり、あの頃、毎日、楽しくて、幸せだったんだな。と。
一緒にお風呂に入ること。
一緒に布団にもぐりこむこと。
一緒に近所の公園に行くこと。・・・
小さな息子たちと一緒だったから、楽しくて、幸せだったんだな。
今、子育てに追われて、時に辛い思いをしているママ達に、
まっすぐには届かないかもしれないけど、
それでも、私の100歳のおばあちゃんの言葉を伝えたい。
「子どもが、これくらいの頃が、一番、楽しかったよ・・・」だって。