七月歌舞伎を振り返って | ☆マダムの暮らし徒然 ☆

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あら! 気づけばもうシニア世代 懐かしき主にアラカン時代の生活blog

新幹線乗車中にて見れてなかった松竹会員誌「ほうおう」を読む。


先日観劇した夜の部のうち「鎌髭かまひげ」「景清かげきよ」は終盤舞台が京都
六波羅の牢屋になる。

六波羅は私の京都の住まいの近隣だから馴染みが強いニヤリ

六波羅は平安時代、平家が権勢を奮った屋敷が数百数千建ち並んだ地で源氏の時代になってからは六波羅探題という関東から朝廷を監視する機関を造った地。

六波羅には六波羅蜜寺、六道珍皇寺等歴史ある寺がある。

歌舞伎の面白さは単にお芝居だけでなく歴史的に実際にあった物や面々と受け継がれている現実の世にリンクしていて「なるほど!!」と感心させられ、昔の芝居が現代と通じる点があるところ。

又、人間の情念とか悪とか本質的なものをおどろおどろしく炙り出し下手なホラーより面白いびっくり
単に映像だけでなく日本文化の素晴らしさ
それを感じる事ができれば尚更芝居が奥深く面白いというものです。