国東半島峯道ロングトレイルK-1コースの

尻付岩屋から阿弥陀越を往復しました。

 

阿弥陀越に向かって登っていく途中、

宝篋印塔(ホウキョウイントウ)が建っています。

 

宝篋印塔は、宝篋印陀羅尼という呪文を収めた石塔で、

供養塔,墓碑塔として建てられたものです。

 

 

この一帯は西不動と云い、

鷲ノ巣岳側の岩壁に大不動岩屋という

大きな石窟があります。

 

尻付岩屋と同じく旧千燈寺附属の霊場でした。

 

 

この大不動岩屋は、奇岩奇峰の多い国東半島の中でも

絶景として知られ、窟の前には差別浸食によって

形成された岩峰が何本も林立しています。

 

ただ私が登ったときは、時に小雨が落ちるような

曇天で、いまいち絶景が映えませんでした。

 

 

 

 

さて不動明王とは、仏教や修験道でお祀りされる仏様で

五大明王の一つ、そして大日如来の化身とされ、

現世すべての悪を降伏させるために

忿怒の相を表したお姿をしています。

 

そのお姿から武道や格闘技の守護神とされます。

 

そして不動心とは、いかなる場合に遭遇しても、

心を動かすことなく、泰然としている境地で、

松井秀喜氏も好んで使用しました。

 

たとえば野球で打ち損じてしまう理由は、

「ヒットやホームランを打ってやろう」と

煩悩があると、身体が力んでしまうからだと言われます。

 

心に乱れがあっては、身体が止まってしまいます。

 

少し武術をかじっている私も

技を決めてやろうと思うと

かえって身体に力が入ってしまい失敗します。

 

なかなか「身勝手の極意」には到達しません。

 

特にきれいなおねーちゃんの前では

心がかき乱されます。

 

まだまだ修行が足りません。

 

ちなみに巨峰農家は、葡萄心です。

 

 

ペタしてね