昨日、職場内で部署対抗ミニバレー大会が催されました
職場内と言っても規模は大きめで、10を超えるチーム対抗となります
私の所属するチームは「3病棟 B」チームです
メンツは「私・ムッツリのりさん・波乗り内脂肪さん・柔道一直線さん・栄養失調さん・ケンボーさん・バウワウさん・冷蔵庫スイーパーさん」の8名です
この「B」という肩書きが曲者で、「A」に次ぐ文字の為、私よがりですがどうしても2軍的な印象があります
ですが、このチーム、いや戦友達と優勝をさらってやろうじゃありませんか!
試合当日、Bチームである私と冷蔵庫スイーパーさんの2名を遅番勤務で欠く「3病棟 B」ですが、1回戦は難なく突破
遅番勤務を終え、開場へ向かう私と冷蔵庫スイーパーさん・・・2回戦目は、ミニバレー経験者を豊富に擁するタレント揃いの、大会屈指の強豪チームでした・・・が!
そこは真打ち登場・・・私と冷蔵庫スイーパーさんが加わり、戦術に幅ができ2回戦も難なく突破しました
休憩タイムにオニギリとパンで腹ごしらえし、一息ついたところでいよいよ決勝トーナメントです
その前に、我がチームに審判要請が来ました
Bチーム全員がミニバレー経験者がおらず、審判をするほど細かなルールを知りえたる者がおりません
柔道一直線さんが、「ゆきゆきさん、お願いできますか?」と懇願する為、まあ審判くらいなら良いかと思いジャッジ席へ向かいました
そこでハッと気付いたのですが、「ホイッスルって、さっきニクメンさんが使ってなかったっけ?」と思いました
無論口を付けなけりゃホイッスルは吹けないが、ニクメンさんと間接キスになってしまう・・・いや、しかし審判をしなけりゃ・・・だけど、間接キッスに・・・等と、完全にメダパニックに陥ってしましました
「ホイッスルの口先パーツを交換するんだろうか?」とも思いましたが、どこにもそれらしいモノなどありません
手にとってよくみると、今のホイッスルって、重みがあり、私がイメージする「笛」とはフォルム的にも全く異なってました
口を付ける箇所すらよくわかりません・・・が、考える時間も無く、裁くべき試合が始まります
気持ちを落ち着け、とうとうニクメンさんとの間接キッスを決意しました
あわよくば、笛に口を付けずとも、肺活量にモノを言わせ呼気だけで吹ける(音が鳴る)のではないかとも思えました
満を持して、ホイッスルの黒い網目の部分に口を近づけ、持てる肺活量を総動員し呼気を吹き付けました・・・が、ホイッスルはピッとも鳴ってくれません
しかし・・・このホイッスル、口を付ける部分が非常に大きく、あんぐりと開口しないと使用できそうにありません
「みんな、よくこれを嫌がらずにできるなあ」と不思議に思いました
すると、今から試合をするメンバーの方が「それ、ボタン押せば良いとよ?」とのコメント
よく見ると、ホイッスルに明らかにボタンが付いていました
ザ・ワールド!! そして時は動き出す
言われた通り、ボタンを押してみると、なんと大音量なことか!
普段クールな私も、この時ばかりはホットになり、すっかり赤面してしまいました
遠目にいる我が部署の面々に何気に目をやると、みんな腹をかかえて大笑いしています
しまった~っ! み、見られていた!
ハッキリ言って、ジャッジしたその試合の事など、全く覚えていません
ただただ、お恥ずかしい限りでした
私はまだ1試合しか出場してませんが、精神的疲労はすでに5試合ほど連戦したかの如く蓄積してます
おかげで、すっかり体も暖まりました
ここで決勝トーナメントに風雲急を告げる波乱が!
次なる私達「3病棟 B」の相手は、なんと同じ部署の「3病棟 A」に決定しました
次回「負けの美学 ②」をお楽しみに