読み終わりました。

本日もゆかいなり-悼む人

自分自身も多くはないけれど大切な人とお別れする経験をしています。
それらを通して、生きている人にとって死ぬことは対極にあるのではなく、
「延長線」上にあるんだなあということを何となく感じてはいました。
でもこの本を読み終わったとき、そのように頭で理解しているだけで、
実感として得ているわけではないのでは?と思わされました。
そのくらい、この本はこの「延長線」にきちんと向き合っています。
読むのが少しつらくなることもありましたが、読んで良かったと思います。
今さらながらアンダーグラウンドを読みました。

本日もゆかいなり

地下鉄サリン事件。
当時はあまりにも衝撃的な事件なので、逆に何処か遠い所の出来事のように感じていました。
そのため、村上春樹がこの本を出したときに、何故?と思ったことを覚えています。
村上春樹ファンということもあり、読み始めはしたものの読みかけのままでした。

しかし改めて読み返すと、一人一人に起こった理不尽な出来事がとても身近に迫ってきます。
地下鉄に乗りながら読んでいるとなおのことです。

事件の直後から、事件を人ごとと処理せず、自分の身に引きつけた作者の誠実さが
ひしひしと伝わってくる作品です。

作者の作品の深さは、このような人間性に裏打ちされていたものなんだと初めて知りました。
例えれば、抽象画のゴッホが、デッサンも精密に描くことができたことに似ているかも。
作者の描く想像の世界は、緻密な現実世界の理解と思慮があるからこそだったんですね。

改めて村上春樹の偉大さを実感した一冊でした。
小野リサのコンサート@渋谷オーチャードホールに行ってきました。
いやあ良かったですニコニコ

本日もゆかいなり

何がいいって、身体の疲れが取れてしまうこと。
このところ連日忙しく、しかも当日はかなりの寝不足。
なのに、コンサートが終わったら頭がスッキリ。
前回も頭痛がなくなってしまってビックリしたけど、
本当に不思議な体験目

何がいいのでしょうか?

やはり声。
あと、ホールの音響の良さ。

彼女の声を聴いている時の感覚は、
水の浮力で体が軽くなる感じと似ています。

オーチャードホールという水槽が彼女の声で満たされて、
そこにフワーっと浮かんでいる感じ。
だから身体の疲れも取れるのでしょう。
Liveならではの感覚でした音譜

おかけで昨日は(も?)美味しく飲めましたべーっだ!

本日もゆかいなり