真面目な人ほど物事を考えすぎて完ぺき主義に陥りがちになります。
しかし人生は生真面目に生きるより、ちょっと不良で生きる方が生きやすかったりします。
ここで言う「不良」とはやりたい事をやって今を楽しみ、よく笑い、陽気に生きる人の事です。
免疫学者である奥村康氏は自身の著書『「まじめ」は寿命を縮める「不良」長寿のすすめ』でこう述べています。
「まじめ」をやめ、笑って、動き、ストレス発散する事。明るくマイペースな少々「不良」になるのが生きるコツだ。と。
人間と言うのは年を取るほど、自分の考え方が画一的になります。
真面目な人が生き辛くなるのは「真面目であるべきだ」と思い込んでいるからです。
でも生きやすいなら別にちょっとくらいヤンチャな不良でもいいですよね?
だからマイペースで生きよう。
起こるかもしれない事は起きないかもしれないのだから気にしないでいいし、起きてしまった事はどうにもならない事なら思い悩まずにあきらめて開き直ればいいのです。
「開き直る」っていうのは何も悪い事ではありません。
なぜなら「開き直る」とは閉じかけていた心を開いてあげる事だからです。
だから上手に開き直りながら程よい不良の生き方をしてみよう。
考えすぎるのをやめて真面目な生き方を卒業したら今よりもっとラクに生きられるはずだから。