メレンゲとダコワーズ 5月の認定講座2日目 | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

【バシュラン】

メレンゲの授業として、

バシュランを作りました。

 

ヴァシュランはモンドールチーズの形をした、

メレンゲの器のことで、なかにアイスや果物を入れます。

 

 

 

 

きちんとメレンゲが立てられないと、

うまく絞れないのです。

これから繰り返し登場するメレンゲ。

今月はきっちりと説明しました。

 

【ダコワーズ2種】

 

ダコワーズを2つ作りました。

さっそくメレンゲの応用です。

 

ダコワーズはフランスのDaxの町由来のケーキ。メレンゲの発展系で、アーモンドプードル、小麦粉を入れたどっしりめのスポンジで、

伝統的にバタークリームを挟みます。

 

ただ生地もクリームも重たいのも確かなので、ちょっとアレンジして、お椀型に焼き、

バタークリームにカスタードを混ぜて詰め、

グレープフルーツで飾る形でもご紹介しています。

「重たい」と思われる方もあるでしょうから、少し軽めに。

 

実習は選択性で、グレープフルーツか、伝統的コーヒー味のバタークリームのサンドのどちらかにしています。

 

私はやっぱり濃厚バタークリームをサンドした、分厚いダコワーズを大口開けて食べるのが大好き!

バタークリーム好きにはおすすめです。

 

今回、認定講座で、「どっちがいいですか?」と伺ったら、

 

お若い方がグレープフルーツ

私と同じ年齢層の方は全員伝統スタイルを選ばれ、

意外にもバタークリーム好きが多いことが判明。

 

20年ほども前は「ダコワーズは受け入れられるかな🤔」と思っていましたが、

今はもうすっかりそんな心配はなさそうです。

 

 

【フランボワーズのアントルメ】

もうずっと作り続けている

ジェノワーズとフランボワーズのムースを組み合わせたアントルメ🍰

 

 

 

 

学校で習ったとき、

フランス菓子って、なんて楽しい!

と思った最初のアントルメでした❤️

 

細かいバージョンアップを繰り返しながら、

早、さ、30年以上!?

早すぎます😳

 

今年も認定講座で作れました。

嬉しいことです。