天満橋にあるフレンチの「オリジン」へ
大阪市中央区釣鐘町1-4-3
アミューズはハマグリに入ったフラン、新玉ねぎのスープ、キヌアのおせんべいに黒ごまのペースト、そしてラム肉のフライです。
なんだかいろいろ楽しいスタート!
木積産白たけのことコンソメのジュレ
たけのことコンソメがこんなに合うなんて驚きです。どれだけの手間がかかっているかと思うと一気に食べるのはためらわれ・・などと思う間もなく、つるんと食べてしまいます。
たけのこ+出汁はやっぱり最強なのかも。
桑名産のハマグリとスナップエンドウ
大きなハマグリ! 食べ応え充分です。
さらに下のスナップエンドウとミントが不思議な調和をみせます。
そういえば、イギリスにはグリーンピースにミントを合わせる豆料理があると知った日の衝撃は忘れられません。
「えええー、それって、ほんとに合うの!?」
でも、やはりこんな料理を食べると、豆にミントはとてもよく合うと実感します。
もうひとつそういえば。サリエットsarrietteという、ミントに似たハーブがありますが、フランスではこれは豆に合わせるハーブです。ということはやっっぱり豆+ミントは合うということ。
今更ですが、とても納得しました。
サクラマスのマリネ
皮目だけかりっと焼かれていて、新玉ねぎのピクルスがぴったり。
真鯛のうろこ仕立てにホワイトアスパラガス、スープ・ド・ポワソンをかけて
とてもおいしいお皿です。
北海道足寄町「石田めん羊牧場」の仔羊のロースト
うわあ、おいしい羊です。
食感も味も外国のものとは少し違って、繊維がほどけるような感じがありました。
グレープフルーツの苦み走ったムースとルバーブのアイスクリーム
こんなにおいしいものいろいろが出てきて、6000円とは安すぎる! と思います。
そういえばお店の方が、アミューズいろいろは「他に使う物から出てきた材料で作っている」というようなことを、おっしゃっていました。ラムのフライはきっと背肉の裁ち落としや端っこから、ハマグリの殻とフランは、スナップエンドウのジュレ用のハマグリからでしょう。こんな努力あって成立しているのかもしれません。
1ヶ月でメニューは入れ替わるそうですので、またすぐ行きたいと思ってしまいます。