少し前の話となりましたが、帰国してすぐは大阪でのキュイジーヌ・デザミ講座でした。
まずおつまみには、マッシュルームでタルトレットを作ります。
マッシュルームは単体でものすごくたくさんの旨味の要素を持っているので、簡単ですが、とてもおいしいものが作れます。
前菜には、フランスから持ってきた白アスパラと日本の立派なアスパラガスを使いオランデーズソースに。
ポーチドエッグを添えました。
フランスの苦み、味わっていただけたしょうか!?
主菜はビーフ・ストロガノフ
これは昔学校で習ったもので、ずっと作り続けています。おいしくて大好きだからです。
ただ、ストロガノフとはロシア発祥で、通常はサワークリームで煮た白っぽい料理のことをさします。フランスでもトマトペーストを使う場合と使わない場合があるようですが、これにはトマトも結構たくさん入っています。
だから、ストロガノフとは私はずっと赤い料理だと思っていました。
ストロガノフにとても興味を持っていた生徒さんによると、フランスへはハンガリーを経由したことで、トマトを使うスタイルになったようだとのことでした。
なるほど。ハンガリーにはグーラッシュというパプリカとトマトを使った煮込みがありました。
久し振りにストロガノフが食べられて、私は満足でした。
さてデザートはフレンチトーストです。
パリを発つ日の朝にバゲットを買ってきました。近所のHureです。
紙袋には「パリのおいしいバゲットの認定」的なことがかかれています。つまり2015年の2番のことでしょう。
1日持ち歩き、すぐに冷凍していますが、普通に食べるにはちょっと・・・です。でもフレンチトーストならそのおいしさを蘇らせることでできるでしょう。
卵液でなく、まず牛乳、次に卵を通して砂糖を付けて焼きました。
いちごのソースとフランボワーズのアイスを添えて。