パティスリーを3軒 パリお菓子屋巡り | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

教室用のお買い物の途中、足早にパティスリーに寄りました。

まずはマドレーヌのカフェ・プーシキンに

Cafe Phouchkine

16 place de la Madeleine
75008 Paris

http://cafe-pouchkine.fr

 

ロシアのセンスで表現するフランス菓子にとても興味がありました。本店はロシアにあるのだそうです。

ちょっとロシアまで行ってみたくなるような、クラシックで素敵な内装でした。

 

これはきっとロシアの宮殿。チーズムースケーキです。

きゅっと心をつかまれる可愛さ!

 

タルト・オ・シトロン

この宮殿型は、最近流行のシリコンの3D型で作っているのでしょう。中にはマンゴーパッションのジュレが入っています。タルト・オ・シトロンはぱきっとしたレモン味。とてもおいしい!

 

ピロシキ。中身は牛肉です。なんて可愛いサイズでしょう。

温め直して、おいしく食べました。

 

マドレーヌ広場を、牛かと思うような大きな犬が通りました。

初めて見た!

 

 

次はヤン・クーヴレへ

Yann Couvreur

137 avenue Parmentier, 75010 Paris

https://yanncouvreur.com

 

コーヒーが飲めるスペースが少しあって、人がいっぱい。売り場は行列になっています。

ぐるっと商品を見ると、たぶんこの方はプラリネがお得意なのではないかと感じました。

 

というわけで、(いつもなら違うものを買ってしまいますが)プラリネのケーキに。

見た目はとても重たそうですが、

びっくりの軽さです。どうして? プラリネとヘーゼル、そしてメレンゲなのに!! 何なんでしょう、このおいしさ!

周囲には薄くミルクチョコがかけられて、ぱりっとした食感も与えています。

こんなことなら、思い切ってパリ・ブレストも買ってみればよかった!

 

ココナツとミルクチョコのエクレア

きれい! 関西人なら、「シュッとしてる。」と言ってしまいます。

 

中身はココナツのムースにミルクチョコのクレムー、そしてやはり周囲は薄いチョコでカバーされて、心地よい食感を与えています。

おいしい!!

 

ケーク・オ・シトロン

がっしり、少しむっちり。

「フランスに行くなら、パウンドケーキを買って、小麦粉の違いを味わってみてください」とお菓子の授業でよく生徒さんに言いますが、今回改めて自分でも再確認した感じ「ざっくり」です。粉の粒子の違いを実感できます。

 

さて急ぎ足で、次はミシャラクへ。

Michalak Marais

16 rue de la Verrerie 75004 

http://www.christophemichalak.com/adresses/

 

ポップなフランス菓子のデザインはぱっと目を惹きます。

季節じゃないのに、ついふらっとモンブランに...

マロンのクリームにメレンゲにラムのクリーム。クリームからは、(その辺のじゃ無くて)上等のラムの香りと味が!

間違いないおいしさです(が、季節が違うからか、なんだかしっくりこないことに。うーん、自分のミスです・・・)

左のミシャラクマークのミルクチョコは後ろにサブレがついています。