昨晩は京都のアンスチチュ・フランセで、エピファニーのイベントがありました。
毎年クラブ・デュ・ラ・ガレット・デ・ロワから、ものすごく大きなガレットが領事様に献上されます。
何十台ものガレットが関西各地、東京のパティスリーのシェフ方によって運びこまれ、参加者は心ゆくまで堪能できます。
私は毎回、受付でみなさまをお迎えする役目ですが、するするっと人に紛れてガレットを味見。
シェフによって、フィユタージュの厚みとほどけ加減、アーモンドクリームの種類や味や食感と量、お酒の多寡、バターの香らせ方、塩の利かせ方など、じつに千差万別。それを一気に味わえるとは、なんて楽しくて素晴らしいのでしょう!
そして、仕事がある上にさらにどんなにか忙しい思いをしてガレットを用意し、会場まで出かけてこられただろうかとも思います。
(というのは、私もこの日はちょうどガレット・デ・ロワの授業があってみなさんと作って食べて楽しみ、そして京都までダッシュで走ってきたから。ご協力くださったみなさま、ありがとうございました!)
毎年お目当てのシェフのものから探そうとしますが、もうなくなっていたりして、これもまた来年! との思いに。
巨大ガレットはクラブのシェフ達によって、こんなふうに切り分けられ、参加者に振る舞われます。
心配していたほど寒い夜ではなく、楽しい一夜でした!