11年6月
フランボワーズのルリジューズ Religieuse a la framboise
製菓連続講座のための試作です。
レリジューズとは、「修道女」という意味。
大小2つのシューにフォンダンをかけて、重ねたもの。伝統的にはチョコレートのカスタードクリームとフォンダン。もう一つはコーヒー味で作ります。
名前は、形も色も、尼僧の衣に似ているから。
今も、昔ながらのパティスリーに行けば、必ずといっていいほどこのレリジューズは並びます。フランス人はシューのお菓子が大好きなようで、(なぜかシュークリームはどこにもないのに)エクレアやレリジューズはあるのです。
最近は古典が見直され、古くて新しいお菓子がたくさん登場しています。チョコレートやコーヒー味だけでなく、いろいろな風味の展開がなされています。
上にのせるフォンダンは甘いものなので、中に詰めるクリームはきゅっと酸の強いもの・・・と思い、フランボワーズ味にすることにしました。
フォンダンには、フランボワーズのパウダーで色と味をつけてみました。
まだまだ荒削り状態ですが、なんだか相当ラブリーです・・・。