黄色く色がついているところのお話です。
通変星があらわすのは、魂の欲求。
今世、なにをしたくて生まれてきたのか。
そして、その通変星の欲求を叶えるのは、
からだ。
通変星とからだは、深く繋がっているのだと思います。
魂の欲求とずれているときに、
からだはサインを出してくれます。
さまざまな不調もサインのひとつですが、
感情も、からだのサインのひとつ。
本来の自分からずれているときに、
過剰な感情というかたちでサインが出ていることもある。
東洋医学も、四柱推命も、
陰陽五行の考えがベースとなっています。
五行とは、
すべてのものは
木・火・土・金・水のどれかの要素によって
成り立っているという考え。
それぞれのグループに属するものは、
意味を持って繋がっており、
それぞれに属する感情もあります。
そして、通変星も、五行それぞれに属しています。
木:自立心の星(比肩・劫財)
守備本能(自分を守り通すこと)・怒
火:遊び心・表現の星(食神・傷官)
伝達本能(自分の想いや考えを相手に伝える力)・喜
土:人脈の星(偏財・正財)
引力・魅力本能(周りや人の関心を引き寄せる力)・思(思い悩む)
金:行動力の星(偏官・正官)
攻撃本能(目的のために行動、変化する力)・悲
水:知性の星(偏印・印綬)
習得本能(知識・知恵の習得)・恐
魂のわたしとずれている時は、
このそれぞれの感情が、過剰に出やすいような気がするのです。
わたしの星たちで考えてみると。
劫財の欲求が満たされなくて、
よそ見ばかりして自分に目が向いていなかったり、
目標を設定できていなかったりすると、
イライラ、怒りが出やすくなる。
食神の欲求が満たされなくて、
思うように表現できなかったり、
心地よさを感じられない環境にいたりすると、
嘘くさいエセポジティブになってたり、
変にはしゃいでごまかそうとしたりする。
偏官の欲求が満たされなくて、
考えすぎて動けなかったり、
何かのためにとやったことが空回りしてしまったりすると
必要以上に落ち込んだり、悲しくなったりする。
偏印・印綬の欲求が満たされなくて、
体験したくてもできなかったり、
学んだことのアウトプットができてなかったりすると、
自分に自信がつかなくて、人を恐れてしまう。
感情は、からだのサインでもあるけれど、
魂のわたしがどう感じているかを教えてくれるものでもあります。
もちろん、すべてのひとがすべての感情を持って生きているし、
たとえネガティブな感情であっても
決して悪いものではないのだけど、
今、過剰な感情が出ているということは、
もしかしたらどこかからのサインなのかもしれない。
そう考えることで、
自分が持ってきた星と、魂の自分と、
より深く、強く繋がれるのだと思うのです。