【メンズナックル連載中】ハピネスの方程式 § 解3「──幸福になりたければ、幸福を信じなさい。」 | ハピネスの方程式

ハピネスの方程式

Yggdrasill Artemis 代表取締役社長
BARハピネス オーナー

年間売上1億2500万/年間指名1550本
2018年冬月年間売上&指名 No.1
2019年末 プレイヤー引退


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「──幸福になりたければ、幸福を信じなさい。」
とジャック・アーペルは言いました。

 

 誰もが幸せになりたいと願っているはずです、

では幸せとは一体なんでしょう。お金?恋人?ステータス?

今回のハピネスの方程式は幸せの本質について、解き明かしていきます。


 元々僕は理系大学卒で、数学の家庭教師をしながら秋葉原に棲み、

オタクライフを充実させていました。ですが、ある日突然スカウトされて

歌舞伎町でホストを始めました、言うならば異世界召喚系アニメの主人公みたいなものです。

 数学という学問は抽象的な物事を論理的に捉え、ただ一つの解を目指す哲学にも似た学問です。

僕は、ホストで人と接する機会が増えたのと、数学教師の経験を活かし、ホストにとっての解、

人にとって抽象的なこと(恋愛、仕事、将来)などの解って何だろう?と常日頃から考えるようになりました。

 「幸せ」の解とは、幸せのレベルを下げる事です。

 

人間はより満たされる事を求めて、当たり前の事には感謝できなくなる生き物なんです。

みんなが幸せを求めて上を見上げもがいている、でも足元に沢山落ちているのに全然気づいていないし、

拾おうともしない。手に届かない幸せを見上げ、きっとあれが幸せで、自分は不幸なんだと信じている。

そんな事よりも、

誰かに必要とされていること、

自分の事を考えてくれる存在がいること、

失敗して怒られた事、

出来ない事が出来るようになったこと、

今日も朝起きたこと、

春の風に草花の香りを感じたこと。

 

そういう事こそが幸せなんだと、信じる事から始めてほしい。

そして幸せは自分から求めるものじゃない、他の誰かを通じて自分に返ってくる事の方が多い。

 

 さて、僕はホストという仕事を通じてお客様にお金を支払って貰う立場です。

勿論どれだけの価値を提供できるか、常に考えて仕事をしています。

お客様も僕の価値の分だけお金を使ってくれていると自負しています。

2018年の僕の年間売上は1億2500万、年間No.1でした。冬月グループ700人中1位です。

 

しかし、世間一般の認識はきっとこうです。

 

「ホストに大金を使うのは勿体ない」

「将来の為にお金を貯めた方が有意義だ」


果たしてお金を貯めこむ事が、将来の幸せでしょうか?

溜め込んだお金1枚1枚の意味すら知らずに、

そのお金でどう幸せを得ようと言うのか、

僕には理解が出来ません。

 

お金を使って何かを得て、お金の価値を知る、

お金を使って何かを失って、よりお金の価値を知る、

そこから自分の幸せとは何か知る事の方が、

よほど豊かなことではないでしょうか?


僕を指名してくれるお客様、一緒に働く仲間たち、

より多くの人とハピネスを分かち合いたい。

 

信じる者と書いて「儲け」

信じる者こそが利益を得るのです。

 

ハピネス👼