こんばんは
今日は午前中、急きょ、桜を観に行ってきました。
まんのう池の「陽光桜」です
実は、先週の土曜にも行って来たのですが、
あの時よりもさらに咲いて、
今が見ごろ、満開になっていました
この陽光桜は、昭和63年に植えられたもので
その時1歳の木だったとしたならば、
今年29歳になりますね。
そもそもこの桜の木は、
自然発生的にできたものではなく、
愛媛県東温市の元教員・高岡正明さんによって
29年の歳月を経て作られ、登録された桜です。
なぜ、そんな歳月をかけてまで、完成させたかったのでしょうか・・・？
そこには、深く、悲しい世界の歴史と、
教員をされた高岡さんの強い強い想いがありました。
満濃池の周りに植えられた桜の木…
その一つ一つに、ネームプレートが掲げられています。
このネームプレートには
「吉田清一とくるみの健康を祈って」
と書かれていました。
数年前のNHKのドキュメンタリーで
紹介された、「満濃池の陽光桜」。
この映像を、陽光桜の生みの親
高岡正明さんのご家族が、なんと、私のもとに送って下さいました
この映像で、満濃池を日本一の桜の名所にしようという
植樹を10年前からされていることを知り、
「夢桜の会」を知り、
石﨑事務局長さんに出逢い、先日お話を伺い、
今日も偶然会うことができました。
ネームプレートの吉田清一さんの奥様くるみさんは
がんを患っていたそうです。
それでも生きる希望をこの「陽光桜」に託し、
春になれば、この桜に逢いに来られていました。
しかし、3年目の桜を見ることはできませんでした。
この陽光桜は今日、５年目の春、
満開を迎えていました。
くるみさんにも観てほしい・・・
そんなことを想いながら
今日は観てきました。
くるみさんの故郷、香川県。
その中の満濃池のほとりで、
思いがこめられ植えられた陽光桜の木は
今、生き続け、もっと成長しようとしています。
木や花に込められた想い…
私は、それを歌とお話で伝えたい。
これが、今年もリサイタルをやろう
自分の力でやってみよう…と、
動かしてくれた原動力なのです。
「陽光桜」に託された高岡正明先生の想いは
世界平和への祈りです。
その想いの木が、生きる力を人々に与え、
心を照らしています。
陽光桜の生まれた経緯はまたご紹介しますね。
今日は、リサイタルでご紹介する映像を
以前レッスンをさせて頂いていたI さんに撮って頂きました。
心から感謝いたします
編集は私がします。出来るか心配・・・
でも、一つ一つクリアしていくことが、
今回のリサイタルでの私の挑戦です。
出来ないならば、それも受け止めよう。
出来たならば、次に駒を進めよう。
明日は、朝から取材です。
入学式のシーズンですね
日々、夢を描いて、一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいですね
今日もお読み下さりありがとうございました
Yuki