我が家はせっかくの築浅一戸建てなのですが、
引っ越しの経緯は到底めでたい理由ではなかったので。
当初は見栄えとか気にして、
インテリアを楽しんでいるとかそんな暮らしぶりではなかったです。
(私は心身ともに瀕死の状態でした)
特にカーテンとかは、
間に合わせで適当に吊るしている状態だったので。
丈がちょっと足りていない窓とかもあったのです。
先日夫さんは職場の会食に参加した際。
どんな部屋で仕事しているのか、
同僚の人の間で不思議がられていたのを知ったそうなのです

オンライン会議で、
映りこむ光景が。
釣り具とか、麦わら帽子とか、
そんなものばかりなので・・・
なぜなら夫さんは。
本来は部屋ではない、
収納スペースを書斎として使っているからなのです。
たまにWiFiの電波が届かなくなったりすることもあるらしいのだけど。
でもそこは部屋じゃないからね

設計作業に集中しすぎていると(建築士なので)、
気がくるってしまう体質の夫さんは。
モグラみたく狭い空間が落ち着くらしく。
特にルアーを陳列したりしている、
夫さん専用の収納部屋が大のお気に入り。
その会食の時に、
不思議がられたことをきっかけにして。
後回しにしていた、
カーテン問題に着手することにしました。
(窓際でオンライン会議して、
チラリと北欧調のカーテン等が映りこむ作戦なのかどうかはわかりませんが)
1階は暖色系。
2階は寒色系。
いずれも北欧テイスト。
関係ないけど、
朝の通勤時にラジオで聞いた
ラヴェルの「ボレロ」。
ロリン・マゼール指揮のウィーンフィルハーモニー管弦楽団の演奏が。
かなり痺れました



クライマックスにかけての何周かを少しテンポ落として、
軽くシンコペーション気味なアーキュレーションしてる(私の印象)感じなのが新鮮。
「ボレロ」はフランスのバスク地方(母方が)出身のラヴェルが、
特にスペインを意識して作ったと解説で言ってたけど。
そういう風土というか、
空気感が溢れる怪演。
少し前にペドロ・アルモドバル監督の
「ボルベール・帰郷」を鑑賞したばかりの私。
■舞台は監督の出身地ラマンチャでスペインの真ん中あたり。
バスク地方はフランスとスペインの国境地帯。
(距離感がわからないけど、
いずれにしろ私には遠い
)

色使いとか空気感とか、
グルーブが。
やっぱり独特で。
今日聞いた「ボレロ」と、
なんかシンクしてました。