秀吉が備中高松城を攻め落とそうとした時の逸話。
備中高松城は当時数少ない沼地に覆われた城であった。
そのため秀吉軍は攻めあぐみ、多数の犠牲者を出していた。
そこで秀吉は秀吉軍の名参謀、黒田官兵衛に「どうしたら攻め落とせるのか?」と尋ねてみた。
すると黒田官兵衛は突拍子にこう言いだした。
「いっそのこと沈めてしまえばよいのではないでしょうか?」
つまり、城の周りに堤防を築き、雨がふった際に沈めてしまおうという作戦だった。
作戦は成功。見事秀吉軍は勝利を収めたという。
その時だった。
同盟軍、織田信長の死亡の知らせが届いたのは。
そして圧倒的な機動力で信長の場所に戻ってくるのである。
これを中国大返しという。
長文疲れたorz