残念な不倫をする女性の一番の特徴は、現実

 

の男が持つ「卑怯さ」に自分の理想を上書き

 

してしまうところにある。

 

彼の妻よりもっと愛されたい、離婚して欲し

 

い、一緒に旅行に行きたい、たまには、泊ま

 

って、朝飯を伴にしたいなど、自分で思い描

 

く夢の不倫の一人舞台を演出し、イメージを

 

作り上げその夢を叶えることに躍起になって

 

しまうことだ。

 

相手の男に無茶な要求をし、自分の勝ってな

 

思い込みが、暴走してしまうところにある。

 

 

叶わぬ夢の「一人舞台」を追い求めるよりも

 

小さな幸せを、一個・一個、拾い集めて現実

 

的な心地良さを「今」だけのものとして成り

 

行きに任せる方が、きっと、もっと、気楽で

 

後戻りのできる不倫が出来る筈だ。

 

 

女性の中には、相手の男の言うことに従って

 

邪魔にならないように、ひっそりと側に居れ

 

ば、関係は長く続くはずだ、と致命的な判断

 

ミスを犯している女性が多い。

 

気持ち悪いまで従順な女性なんて男にとって

 

は大人の恋の相手ではなくて、だたの便利で

 

都合良き女性でしかない。

 

飽きれば捨て置き、他に相手が見つからなけ

 

れば、また連絡しても、直ぐ笑顔で目の前に

 

現れる女、使い勝手の良い女ということだ。

 

 

不倫であれ、恋愛である以上、男性と女性の

 

立場は対等でなければならない。相手の男の

 

評価をきちんと出来き、神経戦に耐えられる

 

賢い女性でなければこの恋は保たない。

 

つまり「男の要求」に盲目的に従うのでなく

 

男の卑怯な要求を「自分の信念・生き様」と

 

照らし合わせてきちんと咀嚼(そしゃく)し

 

自分の意に反するものは跳ね除け、理不尽な

 

態度には、女性の「凛」とした態度で臨む。

 

そうしないと、幼稚な「男にだらしない女」

 

としか、男にも世の中にも評価されない。

 

 

つまり、不倫に「理想的」なんて言葉は使い

 

たくないが、あえて「理想的な不倫」という

 

言葉を使うなら、それは「いつでも、直ぐに

 

別れる覚悟の出来きている関係」をいう。

 

 

理想的な関係を長く続けられる不倫カップル

 

は、いつでも別れられる心の準備が整ってい

 

る。今、この瞬間に「別れよう」と決めたら

 

そのまま「さよなら」ができる一種の美学と

 

景観を持ってる。だから、傍目(はため)に

 

観ても素敵なカップルに映るのだ。

 

終わらせようと思えば、いつでも、男からの

 

連絡を全て着信拒否でき、連絡先のすべてを

 

スマホから削除出来ることで、理想的な関係

 

は初めて成立する。これぞ「凛とした女性の

 

佇まい」だ。

 

 

男の家族への嫉妬や、自分のこの恋に対する

 

疑問や迷いで常に心は揺れ動いる。この恋は

 

様々な感情で、かき乱されている。

 

確かに困難なことかもしれないが、己の激情

 

を抑え少なくとも表面的には、冷静を装える

 

凜とした女でありたいと心がけるべきだ。

 

 

目指すものは「決して後悔などしない不倫」

 

だと思う。

 

人の道を外れた恋だから、倫理に抗う恋だか

 

らと卑下するあまり、どうしても感情はネガ

 

ティブになってしまう。関係が終焉を迎えた

 

時に、様々な後悔や男にお門違いの憎悪の念

 

を残すのは、まさに残念な不倫だ。

 

 

女性にとっての「自己中心性」は、自己防衛

 

の為の重要な武器の一つだ。

 

特にこの不倫の恋にあっては最大の武器だ。

 

残念な不倫に身を焦がす女性は、この武器を

 

上手く使いきれていない。

 

辛い不倫、寂しい不倫を、している女性には

 

ひとつの共通点がある。

 

不倫だから、相手の男に我儘(わがまま)を

 

言ってはいけないと勝ってに思い込んでいる

 

ことだ。

 

自分の素直な気持ち、不満、リーズナブルな

 

願いをきちんと男に伝えることは決して我儘

 

などではない。

 

「前向きな自己中心性」なのだ。前にも書い

 

たが自分ファーストでいいのだ。

 

ある程度年齢を重ねた真っ当な男は、そんな

 

女性が一番可愛いと思っている。そう思って

 

くれない男は、もともと気の利いた、洒落た

 

不倫などできる器ではなかったのだ、と諦め

 

てさっさと捨てちまった方が懸命だ。

 

残念な不倫で、不幸になるか、ならないかは

 

女性だけが持ち得る、この「自己中心性」を

 

どう使いきるかに掛かっている。「自己中」

 

大いに結構な話だ。