男の性は、相手の体内に入り、自らの精子を

 

放出してくるだけの性です。それを受け入れ

 

る「女の性」に比べれば、はるかに分別さに

 

欠け、相手が誰であろうと、さほど抵抗がな

 

いのも無理もない。

 

男の性は、その性的好奇心たるや信じられな

 

いほど粗野で相手がどんな女性かということ

 

は二の次で、先ず挑んでみる。後先のことは

 

本懐を遂げてから考える。

 

女性の性に対する狼藉ぶりは、お金を使う分

 

方法論は異なるものの、50代になっても高

 

校生のそれと遜色がない。いや、むしろ益々

 

旺盛になると言っても過言ではない。

 

たとえ、身近にどんな美しくて素敵な妻がい

 

ても、他の新鮮な女に近づきたい、肉体関係

 

を持ちたいという性的好奇心や欲望は、己の

 

好みや女性の外見の良し悪しとは関係ない。

 

その典型的な例が、会社の飲み会などの帰り

 

に、上司に口説かれ、つい熱心さほだされて

 

関系を持ってしまい、そのまま不倫関係にな

 

る話だ。謂わゆる、酔った勢いというヤツで

 

何故か、男は酔うと「女は、みんなイイ女に

 

見えて、さらに悪いことに、直ぐにヤラせて

 

くれそうな卑猥な女」に観えてくるから不思

 

議だ。

 

君は、50代になるまで、一体、人生で何を

 

学んできたのか、とお説教したいくらいだが

 

僕自身が先頭を切ってその不埒な道を走って

 

きたので、何も言えない。

 

 

不倫の基本は肉体関係がないと成り立たない

 

と男は思っている。女性に中には、肉体関係

 

が先行したお付き合いは、不純なものと決め

 

つけセックスから始まる恋など信じない人も

 

いるようだが、男性側の感覚は必ずしもそう

 

ではない。

 

不埒な目的で、単に外見やセクシーな雰囲気

 

に魅了され、駄目元で口説いた女性とでも肌

 

が馴染んでくると精神的にも情が芽生え始め

 

そこから「物語」が始まることも少なくない

 

しかしそれは、決して女性が思い描く「愛」

 

などではない。新鮮な女性の肉体への執着心

 

にすぎない。

 

 

この事実が信じられない女性は、相手の男に

 

一度、「私の軀だけが目的だったのね」と問

 

い正してみることだ。様々な虚しい言い訳を

 

男は並べたてるがどれも説得力に欠けるもの

 

になるはずだ。

 

 

女性が憧れる精神性を伴う「大人の不倫」は

 

あくまで女性だけの思い込みで、男の不倫は

 

妻には出来ない、家庭の環境では興奮を覚え

 

ない「卑猥な行為」がしたい、ただそれだけ

 

のものであって、ロマンティックな必然性な

 

どは眼中にない。

 

女好きの男にとって、卑猥な行為とそこまで

 

至る経緯・物語りが、何よりの「癒し」なの

 

である。

 

 

男性の性はある意味で、新鮮な刺激で起こる

 

一過性のものがほとんで、「こと」が終われ

 

ば、後は一切なかったことにしたい。前にも

 

書いたが男の性の根源には、「できれなヤリ

 

逃げしたい」という思いが内在している。

 

動物学の権威が、その論文の中で明確に書い

 

ているので、きっとそうなんだろう。

 

しかし、社会通念の上で、それは許される事

 

ではない故に、紳士ズラをして誤魔化しいる

 

にすぎない。

 

 

性愛の原点というか、プリミティブな形では

 

やはり「男」が加害者というか、女性を強引

 

に揺さぶって、やがてその性愛の悦楽に女性

 

が夢中なり、この快感を「愛」と勘違いして

 

しまう。こういう過程を経なければ成立しな

 

い不倫関係において、男は中途半端な正義感

 

や倫理観は持つべきではないと、50代以上

 

になると様々な人生経験を積んで自然と身に

 

ついてくる。

 

しかし、まだ全ての面で経験不足が否めない

 

30代や40代の男性は、そこまで「悪人」

 

にはなれず、不倫で悩んで、修羅場を演じる

 

確率が高いが、彼らも50歳を過ぎたあたり

 

から、己につまずいてしまった女性との向き

 

合い方が巧みになってくる。

 

 

先日、ある投稿者から「不倫相手とセフレの

 

違いを教えてください」と聞かれた。

 

性愛だけが目的なのが、「セフレ」であって

 

ある種の情が湧き、物語が生まれると不倫に

 

変わると我ながら惚れ惚れする回答をした。

 

 

そうは言っても本音を言えば、男が未知の女

 

未知の女性器に対しては大きなリスクを背負

 

ってでも、わけ入って卑猥な行為したくなる

 

生き物である限り、「男にとって不倫相手と

 

セフレはどう違うの?」という質問に対する

 

答えは、あまりよく判らない。

 

むしろ、相手の女性が、男の対してどう向き

 

合っているか、どういう覚悟で付き合ってい

 

るのか、そこに「真の答え」があるのではな

 

いだろうか。卑怯な言い方をすれば、男側の

 

問題ではない気がする。

 

だた、50代以上の男性は己が「不埒もの」

 

と分かっているから、不倫の原因を女性側の

 

せいにしたり、言い訳もしない。

 

さらに、己を知っているだけに、不倫の危う

 

さ「男と女のこと」も知っている。

 

だから事前に、あらゆる手を打っているので

 

バレることがほとんどない。

 

気遣いと優しい嘘に長けているから、家庭の

 

マネジメントも、しっかりしている。たとえ

 

不倫の恋であっても、いやむしろ、不倫の恋

 

だからこそ、相手の女性が「秘めごとは秘め

 

事」として、心の中でその事をきちんと理解

 

消化し抱え込み続ける環境を作ってあげられ

 

る「余裕」を持っている。

 

50代以上の男は、どんなに不埒で卑猥な生

 

き物であっても、経済力に加えて「男と女の

 

こと」を充分承知し、危機管理能力に長けて

 

いるところに、不倫適齢期と呼ばれる理由が

 

あるのかも知れない。