色々と想像の余地が残る、何とも言えない後味の映画だった。子ども2人も頑張って最後まて観ていたが、長男にはちょっと合わなかったかな…。
ただ、今の日本には映画の登場人物達のような生活を送らざるを得ない人々が存在していることについて、改めて家族で話が出来たのは良かった。
社会保障の整備が進まない、制度はあれど利用を阻む障壁が存在し、一旦転落すると浮上が容易でない社会。
活力ある社会にするために、何が必要なのか。
高額な武器を購入したり、労働者を苦しめる法律作ったり、生存に欠かせない水や種子を外資に売っ払ったり。真逆だよね…。
“人間みんなが幸福な生活を送れるような世の中をつくりたい”
お亡くなりになった俳優の加藤剛さんの言葉だ。
社会に何が必要なのか。自分に何が出来るのか。また、家族と話し合ってみたい。