市内庚申山のひょうたん池、水面に亀が浮かんでいる。「ミシシッピアカミミガメ」だ。　ミシシッピというよに本来北米に生息する亀で、ご存知のように縁日などで「ミドリガメ」として売られていた亀さんだ。

昨夜、テレ東の「池の水ぜんぶ抜く大作戦」って番組を観ました。

この番組では、いわゆる〝外来生物〟をある意味〝目のカタキ〟にしている節がありますよね。確かに日本の本来の生態系を守る為には！ってのは判りますけど・・・

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外来生物と言っても多種多様で、植物なら日本の田園風景に馴染んだ「オオイヌノフグリ」やクローバーの「シロツメクサ」一時凄い勢いで蔓延った「セイタカアワダチソウ」。爬虫類・両生類では冒頭に書いたアカミミや「ワニガメ」「カミツキガメ」「ウシガエル」魚類では「ブラックバス」「ブルーギル」「ハクレン」「アリゲーターガー」哺乳類でも「ハクビシン」や「アライグマ」などなど・・・枚挙にいとまが無い。

こういう生き物達が日本に入って繁殖した経緯も様々だけど、多くはペットや食料として輸入されて〝飼いきれない〟〝飽きた〟〝需要が無くなった〟とかで〝捨てられた〟結果ですよね。

この番組で水を抜いた池からは色んな生物の他にも自転車やブラウン管テレビとかも出て来たけど、それらを池やお堀に捨てるのもどうかと思うけど〝捨てる人間〟ってそういう道具も命ある生き物達も同じくくりの〝要らないもの＝ゴミ〟としか見てないんでしょうかね・・・悲しいけど。

「捨てる」と言えば、市内のスーパーの自販機のそばのベンチ横に置いてある（燃えるゴミ用の）ゴミ箱に「カン・ビン・ペットボトルは捨てないで」とでっかく貼ってあるんだけど、実際には入っているの大半は・・・そういう物だったりする・・・世も末だ。

不要になった物でも分別すればリユース・リデュース・リサイクルで再利用。それが無理で燃やしても焼却灰や焼却熱を利用出来る場合も多く「ゴミ」も「護美(ごみ)」になるんだけどねぇ。モノでも、生き物でも、人間でも(自爆ｗ)

・・・朝や風呂上がりなどに鏡を見る・・・「老けたな」とつくづく・・・そんな爺でも今の日本で流石にあからさまに『楢山節考』みたいな事にはならないとは言え・・・って、やっぱこれ以上書くと変な方向に行っちゃいそうだ（苦笑）

だけど、昨日の番組で昨夜は、自分と同い年のレジェンド「郷ひろみ」が生き物苦手と言いながらヘドロに埋まりながら奮闘していた・・・流石スター！プロ根性だねぇ。

しかし庚申山のこの池もそろそろ汚れ方ヤバいんじゃないの？そのせいか、最近は以前はしょっちゅう見かけた「カワセミ」クンもほとんど姿が見えなくなちゃってるし・・・。

＜YouTubeからの一曲＞

『捨てられて／長山洋子』

https://youtu.be/RvsT_BaLodc?si=Ep7aoG7U-XG-waZ0

『捨てられて』