こんなにも愛情のこもった「お粥さん」を味わったのは何年ぶりでしょう•••

さて、話はさかのぼって
16(水)の事でした。
家内が入院の為、いつもより少し早起きして、息子と自分のお弁当を作り、いつも通りの時間に出社。


っとここまでは良かったのですが、私の身体はチョットいつもとは違う倦怠感におそわれていました。

「まぁこのくらい、仕事をすれば大丈夫やろう」と何の根拠もない非科学的な暗示を自分に言い聞かせ、いつも通り自転車て家を出たわけですが、やっぱりペダルを踏む足に力が入らない。

いつもなら、同じ自転車通勤族に追い抜かれたら「ナニクソ!」と思って張り合っていたのが、そんな気にもなれない。

「う〜ん(¯―¯٥) これはなんかヘンだぞ〜」っと、自分でも思いながら、なんとか午前中の仕事は無事に乗り越えた。

しかし、昼食を済ませデスクワークをしている時に、その悪夢は急に襲ってきた。

本当に!急に頭が火照って来たかと思うと、身体全体の力が入らなくなり、節々が痛みだしたのです。

とてもじゃないですが、業務を遂行する事が困難になり、やむなく仕事を早退させてもらいました。

ただ、ココからの私の行動はチョット誤った!

明らかに自分の身体が悲鳴を上げているにも関わらず、電車で帰ればいいものを自転車で帰ってしまった事だ。
しかも途中、天候の悪化で雨にも遭遇し、体力はどんどん消耗していく。
今振り返っても、どの道筋て帰って来たのか思い出せない。

そんな状況で意識が朦朧とする中、殆ど気力だけで何とか近所のかかりつけのクリニックに到着。
しかし、ここでまたもや問題が!
その病院の午後診療の開始時間は17時から。
あと、1時間も待たなければならない。
しかし、家に一旦帰るにも、たった徒歩5分程の距離を戻る力も気力も残っていない。
仕方なく、病院の自転車置き場でしゃがんで待っていると、それを見かねた看護師さんが家まで車で送迎してくれた。
本当に申し訳ないことを致しました。
また改めてお礼に伺わなくては(^_^;)

さて、なんとか無事に家にたどり着いたものの、ここからがまた大変!

まずはこの悪寒状態を何とかしようと、身の回りにあるものかき集めて、その中に包まった。
熱も計ってみると、なんと39,6℃!!

暫く体験した事がない体温に自分でもビックリ!
それを見て余計に悪寒に襲われる。
やがて、娘が帰って来て、その状況を見て直ぐに察知したんでしょう、直ぐに家中の感染対策に奮闘!
さすがは高齢者施設に勤めているだけあって、たとえ自分の親であっても、容赦せずに万全の対策をしてくれた。
あっぱれです( ・ิϖ・ิ)!

そしてようやく先程の病院から連絡が、「おまたせしました、診察ベッドが空いたので今から来てください」との事。
娘に車で送ってもらい、車から歩くにも目が回ったように足元がふらつく。
両脇を看護師さんと娘に支えてもらいながら、なんとか診察ベッドに到着。


なんとも情けない事だと思いながらも、自分一人ではどうしようもできない歯がゆさに耐えるしかなかった。

そして、ようやく先生の診察が!
例の鼻と喉の奥をクチュクチュする、あの嫌〜な検査をした結果•••
案の定インフルエンザA型と診断!

いったいどこで感染したんでしょうね〜
考えられるとしたら、数日前の妻の入院で付き添った時に、待合室で感染ったのかなぁ。
まぁどちらにしても、自分自身の感染対策が不十分だったと言うことですわ(^_^;)

でっ改めて病院で体温を計ると、なんと40,2度!
これは自分か記憶にある限り、経験した事のない数字!
そして思わず愕然↓↓↓
歩く力が余計に抜けてしまった。

それからというもの、家に帰ってからも体中のあらゆる関節という関節が、まるで油の切れた機械のように悲鳴を上げ、そして経験したこともない高熱にうなされた。

そして翌朝•••
なんとかベッドから起き上がる事は出来たものの、一人ではどうする事も出来ない。
本当なら、今日も息子と自分のお弁当を作って洗濯物を干して出勤するはずだったのに。
そんな事をベッドの上で考えていると、一階から娘が手袋(←感染対策)をして「お粥さん」を持ってきてくれた。


なんとも嬉しい♥
しかも、私のために今日のお仕事を休んでまで!
(TOT)エエ娘に育ったなぁ〜感謝!感謝!
この時の「お粥さん」の味は一生忘れる事はないでしょう。

それにしてもこのお薬!
なんて小さい粒なの。
もし落っことしたら、探すの大変そう。。。


足元で愛犬Coo🐾が心配そうに寄り添って来てくれる。

そうそう、後で調べたのですが、インフルエンザA型とC型は動物にも伝染るそうです。

なのでCooちゃん、今はだっこしてあげられないの、ゴメンね〜(。ŏ﹏ŏ)



斯くして、私の今回の流行病は、家族皆の愛に支えられ、順調に回復していくのであった〜。

あっ!
それと最後に、今回の一件で、仕事やプライベートで多くの方々にぉ迷惑をお掛けして、またフォローもして頂きました。
本当に感謝の言いようがございません。

また、多くのご心配メッセージやメールを頂き、本当に有難うございました。
本来ならお一人ずつお礼のご返事を差し上げたいところですが、今回はこちらでご容赦くださいませ。

では金正幸雄。
一日も早く復活し、仕事にそしてプライベートに貢献して行きま〜す!

長文最後までお付き合い頂き有難うございました。