風にまかせて

東の夜空に、一際大きく、そして、神々しく輝く満月。
それは、あたかも今夜が、東北大震災の命日である事を知っているかの様に、見事な鎮魂の月が…

 




 


丁度、9年前の今頃は、私の父も骨折から病に倒れ、入院をしている時期でした。
だから、あれから毎年、この季節になると、震災に倒れた人々と、今は亡き父の御霊に、安らかなれと合掌です。

あの頃の僕は、意気がって生きていた気がします。

何もかもが、自分の思い通りにならないもどかしさと、世の中の矛盾に…、。
そして、そんな自分に、無性に腹を立てていた様な、あの頃。

きっと、それは、寂しさと言う怪物を抱え込んだままの、自分だったのてしょうね。

 

 

 

 

 

 



あの頃の僕は、かなり意気がって見せていた気がします。

自分の心の内を、他人に見透かされたくないひ弱さと、本当は、溢れんばかりの愛に包まれてた自分に、気付けなくて…。

後数十分で、60代から、70代に変わります。
 
還暦を迎えた時も、ショックでしたが、いざ、古希を迎えると、段違いのショックです。

最近、同級生や年下の後輩が、病で亡くなった話をよく耳にしますが、取り合えず、迎えられた事は、確かに、おめでたい祝い事なのでしょうね。

 

 

 

だから、私も人生と言うゴールのテープを切るまで、夢を一杯抱え、元気に駆け抜けたいと思っています。


後14分の60代を残した、私の想いですよ。

令和の年も明け、又、新たな1年が始まりました。
しかしながら、異常な年明けって感じです。

ゴーン氏の海外逃亡のニュースに始まり、春先を想わせる程の暖冬に、今だに治まらないオーストラリアの山火事と、何やら、世の中、いや、それ以上に、地球全体が壊れかけている感じです。

 

 

 

 

 



 

そう思うと、貧しくとも、四季の営みが巡り、隣人同士が助け合い生きていた、そして、少々、不便でも、あの活気に満ちた昭和の時代が、懐かしく恋しく想われます…。

そんな時代を生きて来た私も、間もなく古希を迎え、年寄りの世迷い言として、未来を憂いています。

先日、高校の同窓会が有りました。
久しぶりの出席で、皆、あの学生服や、セーラー服姿のイメージとは、大きくかけ離れ、古希らしい集まりでした。
勿論、そう言う私自身も、あの少年の輝きは失せ、老いた老人に見えた事でしょう。

一番ショックだったのは、高校時代に親しくしていた友人が、2ヶ月前に、心
臓麻痺で亡くなったと言う訃報でした。
年齢的に、当然の事でしょうが、あの学生時代の思い出が甦り、更に、自身の年齢も自覚する同窓会となりました。

 

 

 


 

 


今は、晩秋。
自分の人生と重なる季節です。    
でも、夜空には、あの頃と変わらぬ満天の星が、輝きを放つっている。