相原幸典のブログ 優秀なる表現者への道

相原幸典のブログ 優秀なる表現者への道

エイベックスアクター専任講師の独り言です。

長いこと人間をやっていると、「言葉のニュアンス」について質問が来る。

実際、私のブログは「類語辞典にも載っていない」言葉のニュアンスについてアクセスされることが多い

 

今回は表題の「押し入ると押し掛けるの違い」について書こうと思う。

 

どんな時に、二つの言葉は使われるのか?

 

押し入る

 

これは

・強盗が家に押し入ってきた。

 

が一番つかわれる。

 

強引に入ってきた場合だ。

 

では

 

押し掛ける

 

・友人が連絡もなく押し掛けてきた。

 

がフィットする感じだ。

 

こちらも強引に入ってきたとも言える。

 

ならば、2つの違いは何だろう。

 

文脈を入れ替えてみるとことははっきりする。

 

「友人が家に押し入ってきた。」

 

はどうだろう。

 

 

おー強引さが増しているし、征服感がある。

力ずくで、精神的にも許可を求めてない感じ。

 

 

逆もやってみる。

 

「強盗が連絡もなく押し掛けてきた。」

 

人数が増えた感じはあるが、許す気満々である。

 

 

整理すると、

 

「押し入る」は精神的にも物理的にも受け身の人に対して暴力的である。

「押し掛ける」は精神的にはちょっとダメージがあるが、こころに隙間が生まれている。少し許している。そして複数感が足されている。

 

どうか、弊社の「ビールスタンドかどや」に押し掛けてもらいたい。ビールスタンドかどやは湯河原温泉にある。

湯河原は雪が降った。

関東全域がそうだった。

白い雪は幻想的で私は大好きだ。明日何もなければ(笑)








温泉場は椿ラインは車の往来が多く大丈夫かな。

脇道は結構危ない。


さあ明日は下関だ。新幹線は通常通り走ってくれるかな、とか思って見上げてみると

星が輝いていた。オリオン座だ。



驚いたのはiPhone13proのキャメラ機能だ。

シャッタースピードか何かが自動で露出を決めてくれる。

星も綺麗に撮れている。


進化はすごいなぁ。

と驚いた夜でした。

のmy Pick


TwitterでDa-iceのツインボーカルの1人である想太君が私を取り上げてくれた。以下がそのツイートである。



なんて素敵なツイートであろう!(笑)

FacebookのLIVEで私も語ったさ(笑)


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Facebookでおおかた話してしまったので、

ブログではエピソードを1つ。


avexの本社が新しくなる前。

つまり旧館の頃、


avexの8階はアーティスにとって聖地であった。


売れていったアーティスト全員がそのフロアーに立ち、リハーサルや稽古をした。


そう、あの人もあの人も、である。


そして養成期間中、合宿のメインスタジオにもなっていた。


ある日、合宿(およそ1年に2回10日間)の中盤だったと思う。


新人開発部のOさんが

「明日デビューするけどって言われて今、デビュー出来るやついる? 俺がデビューさせなければと思えるやつがいる? 誰か納得させてくれ。手を上げてここで見せてくれる?」


さすがavexの育成メンバーである。数名が手を上げて、歌やダンスを披露した。私の担当の演技は1人手を上げ演技を披露した。


ダメ。全然ダメ。デビューのラインに達してない。

相原さんどう?


と担当者。


私「まあまあだけど感動はしないな」


とその時、想太君が歌い出した。


なんの曲かは忘れたが、誰が何をやってもダメと言われる雰囲気の中で彼は歌い上げた。


担当者と私は一致して


「お前は良い。よくこの中で歌った」

「上手いとか下手とかいうことより意地が見えた」

と言ったことを思い出した。


本当におめでとう。レコード大賞。


颯君のエピソードはまたいつか。


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