近所の銀行から義実家へ、夫宛のハガキが届きました。
 
「平成14年9月を最後に全く取引が無いのでどうにかしてくれ」という内容の通知ハガキです。
 
口座にはなんと18,039円 も入っていました。
 




 
口座開設したのは平成14年よりもっと前の様子。そのときの夫はまだ未成年です。おそらくは夫の両親が、夫の名前で大昔に作った口座であろうと思います。
 
この口座を使うあてはないので解約することにしましたが、解約に必要な通帳も、印鑑も、どこにいったか分からないとのこと。
 
それをそのまま銀行にも伝えたところ、このように指示されました。
 
「もしかしたらこれかな、と思う印鑑があれば、とりあえず持ってきてみてください。
それがもし違っていたら、印鑑を登録し直すので、新しい印鑑を持ってきてください。」
 
つまり、可能性のある印鑑と、新規登録する印鑑と、2本を持って行けば間違いないわけだな。
 

と私は判断したのですが、これを夫に伝えたところ、彼は「可能性のある印鑑」一本しか銀行に持って行きませんでした。
 
「その印鑑が違ったら、新しい印鑑がいるんだって。もう一本いるよ!」
 
出かけた夫に慌ててLINEしたものの、一刀両断されました。
 
「この印鑑が違っていたら、この印鑑で新しく登録すればいいじゃん。2本も要らないよ。」
 
 
…おっしゃる通りですわ( ͡° ͜ʖ ͡°)
 
 


夫の柔軟な対応により、印鑑を二本も持って行かずとも解約手続きは滞りなく完了し、18,039円は無事戻ってきました。
 
 
もしこのままなんの通知もなく更に時間が経っていたら、いつからか「口座維持手数料」なるものが徴収されたと思われます。
 
一手間かけて「どうにかせえ」とお知らせしてくれた銀行さん、誠にありがとうございました。システム管理に長らく経費を費やさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。
 
 
 
 
 
 
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