雨が降るたびに、買ってよかった!と思う傘立てがあります。みんな大好き「山崎実業」、towerシリーズの傘立てです。
こんな形の傘立て、立てるのではなく引っ掛けるタイプなので、傘スタンドと呼んだ方が正しいですね。
以前住んでいた賃貸アパートでは玄関で場所を取らないものをと、小さな穴が複数空いた差し込みタイプの傘立てを使っていました。掃除もしてない小汚い写真を失礼します。
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これねぇ、場所を取らなくて良かったんですけど、とにかく子どもが全然傘を立てないんですよ。親の仇のようにこれには決して傘を立てず、必ずドアノブに引っ掛けるんです。
正直、大人でもこの小さな穴めがけて傘を差し込むなんて面倒くさいんですから、子供がきちんとするわけないんですけどね。ですからこの差し込みタイプの傘立ては、目立たなくて見た目には良いんですが実用性で言うと私の中で完全にナシです。傘立ての本懐を思い出せ、玄関をスタイリッシュに見せることではなく、傘を立てることこそがその本来の役割であるぞ、ということです。
人間はやはり何でも引っ掛けるのが楽ですね。服だって畳んで引き出しに入れるよりも、ハンガーでクローゼットに引っ掛けるだけのほうが簡単です。
傘も絶対引っ掛けに限ると思い、「傘 引っ掛け」でネット検索してすぐに出てきた山崎実業の傘立てを、クチコミも調べずに割とポンと買いました。衝動買いに近いです。
しかしこれがもう、大正解でした。傘があちこちに散らばることが無くなり、大人も子供もみんなこの傘タワーにきちんと傘を片付けます。しかもこれ、引っ掛けるバーと別に、後ろの列にはS字フックが付いてるので、紐しか付いてない折り畳み傘や日傘もまとめて片付けられるんですよ。園芸好きのうちの旦那なんかここに、網に入れた球根引っ掛けてますからね。日陰で干したかったんですって。
さて本日、雨が降っています。子の送迎に使った傘をそのまま引っ掛けただけの、嘘偽りの無い真実の姿がこちら。
この先端の絶妙なカーブがポイントです。前列に掛けた長傘と、後列に掛けた折りたたみ傘が干渉せずに収まってくれます。
これ、結構いいお値段するんですよ。ケチ女の衝動買いにはあるまじき高値なんですが、雨の日の悩みがこれで一掃されました。
女の買い物って大体、買った瞬間がピークで後はテンション下がるだけなんですよね。しかしこの傘立ては、アイアンが細みで圧迫感のない見た目の割に高い収納力を誇り、使い勝手も抜群。使えば使うほど愛着が湧いて、テンション的には「常に、今」がピークです。
ニトリにも安い似たようなものがあります。
が、前列と後列に分けて引掛けられる山崎実業には勝てません。私は断固、ニトリではなく山崎実業をおすすめします!!
ところで賃貸アパートで使っていた小汚い差し込みタイプの傘立て、循環型社会を意識する我が家では別の用途で愛用されています。
虫好きな息子が複数持つ、虫取り網の収納場所として活躍中です。
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