今週の土曜日には函館の2歳チャンピオンを決める「函館2ステークス」が行われます。条件は函館芝1200mです。昨年までは開催後半での開催であったため、インコースの馬場が荒れてきており、洋芝ということもあってかかなりタフなレースとなりやすいです。
まずは注目されるのはモンファッボリです。函館でのメイクデビューではスピードの違いを見せつけ、0.9秒の差を付ける圧勝でした。芝の1000m戦という事もありますが素晴らしいスピードを見せました。
今回は1200mになる点と函館の芝がタフになってきていることがポイントです。血統的には父フランケルでスピードのある欧州系の種牡馬です。今回もスピードに任せての競馬が期待される馬です。
ポテンシャルとしては抜けていますが、ハナを切れなかった時などの不安点があることも事実です。今回も前走に引き続き武豊ジョッキーが騎乗予定です。経験豊かなベテランジョッキーだけに、今後のことを考えて抑える競馬を試みる可能性も考えられます。
人気の上では対抗格となりそうなのはルーチェドーロです。こちらはメイクデビューはダートの1000m戦でしたが、こちらも圧勝してきました。今回は芝替わりというのがポイントになってきそうですが、前走見せつけたスピードは脅威の一頭です。
血統的には父マクフィですが、時計のかかる芝ならば対応可能なタイプかもしれません。出足としてはモンファッボリよりも強力なのでこちらが枠次第ではハナを取りきることも考えられます。今回も横山武ジョッキーが騎乗予定です。
3番手はカイザーノヴァです。今回は連闘での参戦となるのですが、メイクデビュー戦は味のある競馬を見せました。モーリス産駒として初勝利を決めました。モーリス産駒は血統的にやや重い面が目立ち、上りのかかる展開や時計のかかる芝が向く印象があります。
そのため時計のかかる函館の芝は向きそうです。それだけに陣営もここで何としても結果をと思っているところだと思います。母のステラリードもこのレースを制しており、そういった面でも上積みが期待できます。
まだまだキャリアの浅い馬のレースであるだけに人気薄の伏兵陣の活躍も十分考えられるレースです。フォドラやレディステディゴーなどの伏兵陣にも目が行くレースです。まだまだ人気馬にも不安要素があるだけに馬券的にも配当的にも面白いレースとなっていきそうです。
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