サラダ考とソテーした苺。 | 駐在員さん 〜2周目のアメリカ生活〜

駐在員さん 〜2周目のアメリカ生活〜

米国、一時フランス、中国、米国再駐で通算25年加算中。慶應大文学部卒。経営ノウハウの学術化を目指し、仕事の傍ら米アイビーリーグのブラウン大学の大学院で勉強してます。
延べ21年目のアメリカAnother Skyから発信します。

  昼サラ


塩鯖サラダとカンパーニュサンド

昨日は在宅。在宅の日は無性にあのサラダを食べたくなる。

といっても昼の前後の時間に余裕がある時は、決まって例の塩鯖サラダを食べたくなる。


このサラダ、世界各地で食べたサラダの中でも片手に入る。野菜一片に至るまでの素材選びとその処理の丁寧さでいえはNo. 1だな。


デフォルト野菜と季節の野菜の組み合わせ


芸も細かい



これ、ホント美味い。


感動したサラダ


砂肝サラダ(フランスの田舎で)

フランスのルーアン近くの田舎町を車で走ってる時にふらりと入った街のレストランで食べた。


砂肝スライスに黒胡椒を効かせ、塩とレモン汁でドレッシング風の味付けでソテーしたものを生野菜にドサッと乗っけたシンプルなサラダ。


何だこれは?というくらい美味い。

それ以来自分でも作るようになった。

きのこを混ぜても美味い。



苺とポピーシードのサラダ(アメリカ)


欧米人や中国人は果物を巧みに使う。

苺のソテーをフォアグラのソースにしたもの食べたことあるが、とても美味しくて感心したことある。


これは、その苺をふんだんに使ってチキンサラダに面白味を加えている。

ドレッシングはマスタードとホワイトビネガーにポピーシードが入る。ミキサーにかけた苺で追い苺したものもある。




リヨネーゼ・サラダ

フランスのリヨンに住んでた時によく食べた。

特徴は生野菜にパンチェッタ、その上に硬くなった薄切りバゲットの上にポーチドエッグ


正直味はどうってことはないが、ポーチドエッグを崩し、その下のバゲットをクルトンのように壊しながら混ぜていくプロセスが楽しい。


トリュフオイルを垂らすと相当美味しくなる。




くだんのカフェの苺タルト

以前紹介したことある。

フレッシュで張りのある苺を使ったデザートがイメージの中のデフォルトになりがちだが、調理された苺を使った逸品。


小気味よいクッキー地の上のタルトの表面を覆うのは調理された苺。

酸味の強い苺をわざわざ選んでソテーしているのだろう。ソテーすることで酸味を残しながらもまろやかにすることに成功している。apple pieと似た原理だな。


酸味の残った苺を手前に添えられたマスカルポーネと共にいただく。


素晴らしいデザート。