幸村精市 夢小説 『始まりは突然に』 | 腐女子妄想 夢小説 アルカディア~理想の世界~

腐女子妄想 夢小説 アルカディア~理想の世界~

このブログはテニスの王子様中心の夢小説を書いてます。
底辺なので誤字、脱字、不自然な表現などがあればどんどん言ってくださいね。主は詠魅唄舞歌(よみうた まいか)と申します。
気軽に舞歌と呼んでくださいね。
アメ申、メッセ大歓迎なので!よろしくお願いします!!

主人公  名前  夜雲 悠奈(やくも ゆうな)


立海大附属高校1年


ありきたり設定すいません

暖かいめで見守ってくれたら幸いです


美人でスタイル抜群

本人は自分の顔にコンプレックスを抱いている(読んでたらうざくなるかもよwww)

自分では明るいつもりだけど、周りからクールにふるまっているといわれる


みたいな?



幸村に関しては、テニプリ知ってたら知ってるだろうし、

まぁ読んでたらどんな奴かわかると思いますぜ・・・・



んじゃ いっきまっすよ!








今日も彼女が廊下を歩いていると男子が騒ぎ出す

彼女の一挙一動をみて奇声をあげる


美人でスタイルもよく、性格もよくて絵になるような女子


男子がそんな彼女も魅力に、惹かれないなんてことは限りなく0に近いだろう



立海大男子テニス部部長で、女子の人気№1の

幸村精市も例外ではなかった






午前中の授業が終わり昼休みになり、

幸村はミーティングという名の駄弁り会に行くため、

屋上への階段を上っていた。


屋上の扉を開けた途端急に右腕を引かれ

屋上花壇の隅に隠れるように転げ落ちた。


ものすごい不機嫌オーラを出して

低めの声で


幸村「だれだい?」


というと


柳「シィー・・・静かにしてくれ。夜雲が告白されているんだ。いいデータが取れる。」


テニス部参謀の柳蓮二がノート片手に潜んでいた。ていうか、


幸村「なんで隠れる必要があるんだい?屋上は皆のためにあるもので、そいつらのためにあるものじゃない。」


柳「相変わらず夜雲を毛嫌いしているんだな。」


幸村「あぁ。どうせ男子をたぶらかして遊んでいるだけだろ?

もっとも、顔やめかけの性格に騙されるような男子もだんしだけどね。」


そうだ。色目を使ってたぶらかして、俺がちょっと気を見せたからって調子に乗っているんだ。

どうせ自分がつらい立場になったらにげるんだよ。あの時みたいに・・・・


柳「まぁ落ち着け。夜雲は笹樹とは違うだろう。あいつのことは忘れろ。」


幸村「あいつの名前を出すな!!」


急に大声を出してしまったために俺たちが隠れていたのがばれてしまった。


そして男の焦った声が聞こえてきた


男子「だっだれだよ!?」


幸村「すまないね。盗み聞きなんてするつもりはなかったんだ。

ただ君たちが勝手に告白とか反吐が出るようなことしてくれてたからね。

これでも静かにしてあげてたんだよ。

そもそもこんなところで告白とかしてることじたい邪魔なんだよね。」


これでもかというぐらい皮肉を言って幸村は

意地悪そうな笑みをうかべてとどめを刺しにかかったかが、


柳「すまなかったな邪魔して。」


と幸村の言葉を遮るように言った。


だが男子生徒は幸村に心をズタズタにされてひん死寸前だったため、

みかねた柳は幸村と夜雲を残して、男子生徒とともに屋上から出て行こうとした。


幸村「柳、どこ行くんだい?」


幸村の言葉に柳はため息をついて返した。


柳「お前がこの男子を細工不能にしたからとりあえず保健室に連れて行くがなにか問題があるのか?」


幸村「・・・・・・・・・・・・・・」


柳「無いのであれば俺は行くぞ。」


と言い残し、柳は行ってしまった。


なんとも気まずい空気が流れる中で先に口を開いたのは夜雲だった。


悠奈「見苦しいとこ見せてごめんね。とりあえずお礼だけ言わせてもらうね。

男子を追い払ってくれてありがとう。ものすごく助かった。


幸村「・・・・礼を言われるほどのことじゃないけど。」


思っていた反応と違い幸村は少しとまどった。

今までの経験で言うと、

幸村君ありがとう!あたし幸村君のことが好きなの!とか、

意味が分からない告白をいきなりされたりすることがほとんどだった


だけど夜雲さんは何の色目も使わず、さらっと微笑む程度に「ありがとう」

というと、


悠奈「それじゃあ、せっかくのお昼邪魔してこちらこそごめんなさい。

悪気はなかったんだけど・・・・んじゃあ、あたし失礼させてもらいます。」


幸村「えっ、あぁ・・・・こちらこそいきなり怒鳴ってすまなかったね。」


悠奈「気をつかわなくていいよ。女子といるのそんなに好きじゃないみたいだし。

そうでしょ?」


幸村「・・・・・・」


悠奈「あたしもさっさと立ち去るね。迷惑かけるの嫌いだから。じゃあ」



幸村は呆然と立ち尽くしたまま彼女の背中を見ていた。

屋上は自分一人になり、静かになった。


自分のことを一目見ただけで見透かされた。


それを察し気を使ってくれた彼女。


幸村の中に、

うれしさや恥ずかしさとともに一つの感情が芽生えた。



柳・・・・・・・俺は前言撤回するよ。



恋しちゃったみたいなんだ・・・・・