ぼくの記憶が正しければ、ぼくは最後のラジコンブームの世代で、初代のミニ四駆世代である。

当時も今もラジコンは高価なもので、両親におねだりするには無理があった。

コロコロボンボンコロコロボンボン
そんな無限をループしていた桃源郷。

ねだりにねだって、お婆ちゃんに買ってもらったラジコンカー。

幼すぎて未完成に終わってしまった
あのファイヤードラゴンが、このお正月、とうとう完成しました。

ミニ四駆では満たされきれなかった本格的なメカニック。
自由に野原を走り、ときにはジャンプといった走破性能。

苦節26年。たった今、ぼくが最も長い時、かけて抱えてきたカタルシスが形を成した。

だけどね、持っているのは本体のみなので、今は動かない。

どなたか、プロポ、スピードコントローラー、バッテリーなど不要なものがありましたらご一報下さい。

それでも今は、眺めてるだけでもすごく幸せ。

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