課題の分離〜中学生実践編〜

中学生になると部活が始まります

入部するのかしないのか 何の部活を選ぶのか・・・

完全に本人の問題ですが､親としては気になりますよね

そして、口を出したくなる気持ちもすごくわかります。

私も「これは本人の問題(課題) だ」 と自分に言い聞かせつつも、 どうするんだろうとすごく気になっていました

長男くんの中学校は、 1週間、部活動体験の期間があり、 その後、 入部するという流れでした。

必ず入部するという訳ではなく、 入部しないという選択肢もありました。

だた、私としては 「運動部に入ってほしいな」という希望があったんですよね

けど、言うのは辞めよう本人に任せようと決めて、黙っていました。

どうしてもずっと近くで見てきた親ですからね。

なんとなく子どもに合うものはこれだろうなという勝手な思い込みやイメージがあると思います。

私も、長男くんが毎日走ったり、筋トレしている姿を見ていたので、陸上部がいいんじゃないかなと勝手に思っていました。

そして、 部活動体験の1週間が始まり、 「体験どこ行ったの｣と聞くと、

「友達に誘われて、吹奏楽部行ったよ結構楽しかった。 入ろうかな〜」 と長男くん。

意外過ぎるでしょと、心のツッコミを入れつつも

「母も吹奏楽部だったよ〜」 となんとか答える私でした笑

こんな風にね、子どもって自分の思い通りになる事はないなぁとつくづく思う日々ですね

長男くんのタイプ的に運動部で発散した方がいいんじゃないかなとか

毎日走ってるんだから陸上部が向いているんじゃないかな

とは、思いましたが、ここはアドラー的にも本人の問題として、任せました。

ただ、「他に気になる部活あったら体験には行った方がいいと思うよ〜」と、あくまで私はこう思うという【アイ（Ｉ）メッセージ】で、私の気持ちは伝えました

「課題の分離」を勧めていますが、言いたい事を全く言わずに我慢しなくてもいいと思っています。

ただ、言い方は意識して、押し付けや介入にならないように、【アイ（Ｉ）メッセージ】で伝える方法がアドラー的にはいいと思います

やはり、「課題の分離」をする事が親子関係を良くするためには、必要な事だと私は強くお伝えしたいです

結果として、本人も気になっていた陸上部には体験に行く事はなく、一度も体験に行っていないテニス部に入りました

まぁ自分で決めたのだからそれが1番だなと思って応援している所です。

部活動問題はその後も色々とありましたので、またその事も長男くんとの関わり方として伝えれたらと思います