ステップ4は、 「伝える」 です。
ここでも、「大事なことは言葉ではなく、親であるあなたの姿勢」 です。 と書いてあり、マインドが非常に重視されていることがわかります
「こういう言葉をかければ絶対うまくいく」という言葉はなく、
伝える人がどういう気持ちをもって、相手を見ているのか。
伝える人の心の中は整っているのか。
そこが大事になるとも
では、このステップのゴールから紹介します。
なるほど
という感じですね。
次に「伝える」 3つのポイントです
①「間」
・直してほしいところなど何か言いたくなったとき、 まず伝えるのではなく、 「何も言わずに待つ」
・「この子はできる。 できる。 できる。」 と思っていること。 そして、時々「あなたは、できる子ね。」と口に出して伝える。 伝えることは、それだけで大丈夫。
・言葉はほとんど通じていないと思った方がいい。 その結果、 伝え方に 「間」 が生まれ、うまく伝わるようになる。
・「間」を十分にとって子どもが心から話を聞けるようになったら「叱る」でも「怒る」でもなく「諭す」。 これが何より我が子の心に響く。
② 「問い」
・5W1Hで問いを投げかける
例)
「何がしたかったの
」
「なぜ、そういうことをしてしまったのかな
」
「いつからそう思っていたの
」
「どうしたかったの
」
・何か言いたくなったら、 まず問いを投げかける。 問いを投げかけられると、子どもはその問いに答えようと、一生懸命考える。
・命令口調で言ったところで、「また自分の言うことを聞かせようとしている」 と思考停止状態になる
・「問い」 を投げたあとは、 また「間」をとる
③「愛」
・
を中心にした子育てとは、 周りと比較しない子育て。
・我が子に伝えるときには、 それが我が子に向けての
になっているかを考える。
・
をもって伝えるなら、 必要なのは賞賛、承認、 依頼。
例)
「そんなことができて、 素晴らしいね」
「こんなところが素晴らしいとお母さんは思ったよ」
「○○してほしいんだけれど、してくれるかな?」
以上がステップ4 「伝える」 の内容になっています。
「伝える」ことより普段の子どもを想う、信じるマインドの大切さがわかる内容だったと思います
そして、マジックワードとして 「I (アイ) メッセージで伝える」方法について書かれていました。
この 「Ⅰ (アイ) メッセージで伝える」 については、 アドラー心理学の ELM講座の中でも演習に組み込まれているぐらい大切な伝え方になります
また、この辺りも伝えていけたらと思います
そして、アドラー心理学の ELM講座について興味がある方はメッセージ頂けたらと思います。