ちょっと真剣に考えてほしいこと | ★父から息子へ ★からまるパパの息詰まったら読む手紙

★父から息子へ ★からまるパパの息詰まったら読む手紙

からまるパパが息子へ宛てた手紙です。悩み、苦しみ、息詰まることもあるだろう。そんな時にパパが学び、感じ、思ったことを正直に綴ります。もし、人生に疲れたら・・・これを読んでみて欲しい。生きるヒントがあるかもしれない。きっと素晴らしい人生が君には待っているよ。




これは、現実にぼくの周りで

起きていたことであり、起きていることだと

いうことを先に伝えておく。。。


介護というものは、

予想以上にハードであり、リアルだ。


ぼくの母は10年寝たきり生活で、

父と兄とぼく、そして、近所のおばちゃんや

ヘルパーさん、看護師さんで最後まで看取った

が、本当に大変だった。

先の見えないことなので、悩むし、疲れるし、

愚痴も出れば、怒りも湧く、、、

そして、自己嫌悪に陥り、鬱などの病気になる

人も多くいるだろう。


今いる現場でも、介護者の糸が切れてしまい、

もう家に帰れないなんて利用者が何人もいる。

実際に認知症の方は大変だ。

特に夜勤なんて2人で40~50人の人たちを

相手にするのだからストレスが溜まる人

だっている。それが爆発してしまう人もいる。

ネグレクトや暴力、虐待が仕方ないなんて

ことは言わないけれど、心の奥底に時折、

チラッと悪魔のような自分が現れることがある

って言ったら、、、どうだろう??


思い当たる人、、、いない?

(そもそもなんで夜勤2人が当たり前なの?と思ってしまう。まぁー売り上げ云々な話は分かっている

けど、もっと環境を整備できないのだろうか?当たり前や普通という言葉で終わらせてはいけないような気がするな。)


昔から言われている介護職の賃金上げ問題も

相変わらず体にムチ打たないとある程度は

稼げないのは変わっておらず、人材は体や心を

壊してどんどんいなくなる現状。。。

国家資格なんだけどなぁーー??

何が違うの?他の国家資格と何が?と

いつも思ってしまう。


どこもかしこもそうとは言わないけど、

SNSを開けば、同じような呟きはいくらでも

見つかるんじゃないかな?


2021年7月に厚労省が発表した介護保険事業計画

に基づく介護職員の必要数によると2025年度には

約32万人、2040年度には約69万人を追加で確保

する必要があるなんて記事を読んだが、

今のままだとさらに倍は必要になると思う。


この介護の問題は、

自分には関係ないと思うかもしれませんが、

きっとすぐ後ろまで迫ってきている大問題です。


自分では看られないから

施設へと!!と思ってもそこへは

すぐに入所できないかもしれない。

そうなると自分で24時間365日介護をしないと

いけなくなるかもしれません。


そうならないためにも

是非、考えてほしい。


この問題を。。。