「海外移住者は、英語ペラペラなの?」と、気になる人も多いだろう。

海外といっても、中国やロシアなども海外なので、海外移住=英語を必ずしも使うわけではないことを前提におき、今回はアジアの英語圏(シンガポール、フィリピン)に住んだ場合の私の経験談になる。

結論から言うと、英語力は明らかに伸びた。
定期的にTOEICなどを受けている訳ではないので、これくらい伸びたと数値化はできない。
しかし、普通に日常会話から商談、簡単な電話までは出来るようになった。

ただ、シンガポールやフィリピンの英語というのは、国内の共通語が英語なだけで、英語がネイティブ言語のイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアとは少し異なる。
よって、上記の所謂ネイティブスピーカー達とスラング混じりで楽しく冗談を言い合ったり、彼らのような格好良い発音をすることは、全くできない。

このレベルには到達出来ていない。
ツイ主、フィリピーナの英語力に詳しいので、香港のフィリピンパブでも通っているのか、メイドのオバハンの英語力から想像か、、、
興味深いおねがい
フィリピン人のリスニング能力の高さと発音の綺麗さは、彼らが小学校から英語を学んでいるとはいえ、中学校から英語を始めた自分との差を考えると、不思議だ。
なぜ日本人は英会話がこんなにできないのか。

話を戻し、ネイティブのマシンガン英語には付いていけなくても、英語が上手くなった気がするのは、アジア英語とはいえ周りが英語環境になるので、場数を踏めるからだ。
無理やり英語を話さないといけない状況になり、こういう時はこう言えば伝わるというパターンの引き出しが日々増えて行くので、それが英語が話せるという自信に繋がる。

また、シンガポールやフィリピンに住んで分かったのは、発音は大体どこの国の人でも非ネイティブは訛っているということだ。
一発で伝わるように発音を訓練するのは重要だが、日本語訛りを恥じることはない。
シンガポール在住20年のベテラン日本人ですら、英語ペラペラでも、発音は日本人感満載で大して変わらないこともある。

文法のミスもそこまで気にすることはない。
文法が分からないで発言しないよりも、とりあえず言いたいことを知っている単語を並べれば、何とか伝わるものだ。

小学校中退のようなヤンキーフィリピン人達の英語の文法も酷い。
それでもコミュニケーションをとれると理解できれば、気が楽になり英語を話せるようになるはずだ。


私の場合、純ジャパで留学経験なしだが、大学受験の英語の勉強はそれなりにやっていて、当時の英語の偏差値は70はあった。
なので、元々語彙数5000語~、文法も基本的には理解していて、英語のニュース記事やメール、書類なども普通に読めた。

音痴なのでリスニングが苦手で、もちろんスピーキングもダメだった。
会話のフレーズも知らなかったので、その部分が自然と強化されたのだと思う。

昔フランスに旅行に行った時に、現地人と仲良くなって" Do you like French Car?"と聞かれていたのに、"Do you like French Girl?" に聞こえてしまって、私は「フランス女子は大好きだラブ日本の女と違って云々」と興奮して回答してしまった笑い泣き
真面目なトーンで、「いやいやフランス車よりも日本車の方が素晴らしいよ、なぜなら壊れにくいし云々ニヤリ」と言われて、恥じたレベルだった。


シンガポール法人を設立して、法人口座を開設する際の銀行面接は、英語の履歴書持参し、事業内容の説明など、苦戦した。


今は間違いなく、その頃よりかは英語を話せると自信を持っている。

英語が全然ダメな状態でフィリピンに移住した友人も、数年で日常会話に不自由なくなっているので、現地で生活をして場数を踏めば、それなりになるのだと思う。
もちろん知らない単語が多すぎるとさすがに厳しいので、英語の勉強を全然してこなかったという場合は、2000~3000語は単語帳を買ったりアプリなどで覚える努力は必要かもしれない。


あとは、外国人を英語で口説く努力をしたり、フィリピーナと同棲したのも英語力の向上に繋がったかも口笛
異文化交流は重要だ。