こんにちは、ユキです
今日は
アナウサギの生態と考察
後編です
とりあえず
昨日の内容を
一言でおさらい!
野生のアナウサギの縄張りは
人間と同等の
スペースを必要とする!!
今日は飼い主の見解です。
以前
別の記事で軽く触れた
EU実験動物保護司令
実験動物の
動物としての尊厳を守るため
EU加盟国に義務付けられている環境基準です。
2010年に改定され、2017年から施行されました。
結構最近の話です。
ウサギは
ケージサイズを
明確に提示しています。
成体で3kg未満のウサギは
・床面積が3500c㎡
・ロフトは55✕25cm
・ロフトの高さは25cm
更に
ロフト下の潜り込めるスペースを
床面積の40%確保
しなければならないそうです。
ロフトを作らない場合は
床面積を33%拡大
しなければならないとのこと。
ロフトを付けるときは必ず落下防止対策をしてくださいね!
この基準では
ロフトを付けた場合でも
3kg未満の子でさえ
80サイズのケージ
を義務付けられています。
ロフトがない場合はもっとデカイ!!
日本で普通に使用されている
60cmサイズなどの小型ケージは
狭すぎて処罰対象です。
そのため
2017年以降は使われていません。
そして
今回の調べた内容から分かること。
野生のアナウサギと比較すると
カイウサギの
普段の運動量は
圧倒的に少ない!
自分の意思で
動ける範囲が狭すぎです。
だって半径数メートルっていう
本来のテリトリーの広さを考えたら
誰でもわかるよね
きっと現代のカイウサギは
慢性的な運動不足なんですね。
運動不足だと
内臓への刺激も少ないですから
歩くときにお腹が伸び縮みしたり
歩く振動で内臓が揺れたりするのが刺激だよ
うっ滞も起こりやすい。
何も繊維不足だけが原因ではありません
というか
運動不足でうっ滞なることを防ぐために、ウサギ自身が頑張って牧草を食べている可能性すらありますね。
一般的にカイウサギは
運動欲求がほとんど無い
と言われていますが
日本では今でも小さいケージを使う方も多いですから、そういう意見が多く出てくるんでしょうね。
ある程度
環境に適応します。
常に部屋んぽを
1時間しかしなければ
そういうものと覚えます。
常に3時間でも
常に12時間でも
そういうものと覚えます。
それに合わせて
ケージを出入りするようになります。
何時間も部屋んぽしていれば
寝るときもありますし
走り周るときもあります。
ただ何となく
ウロウロしているだけ
のときもあります。
時には部屋んぽ中でも
ケージに戻って寝ることもあります。
コヨミも戻って寝ることあるよー
そういった
気ままで自由な時間を
長時間提供してあけることで
自然と運動不足を解消
できるものなのかなと思います。
いくら品種改良を行なっても
根本的な
体の基礎構造は
アナウサギもカイウサギも
ほとんど変わりません
体の基本構造は変わらないのに
カイウサギは極端な運動不足。
そりゃ長期的にみたら
体調不良になる場合も出てくるってもんです。
実際のところ
部屋んぽは
毎日数時間されている方が
多いように見受けられますが
未だに
1時間あれば十分
と思っている方もいます。
部屋んぽは
運動不足を解消する
大切な機会です。
そして
本来のテリトリーの範囲
で活動できる
動物の本能を刺激する大切な時間です。
どうせ動かないから
1時間で十分!
と勝手に解釈して
部屋んぽを
短時間に省略するのは
ちょっと違うんじゃないの?
と飼い主は思うわけです。
まぁ、飼い主が思ってるだけですが(笑)
歩き回って、食べて、休んで
のルーティンを
1〜2巡しただけで強制終了
させているだけ。
普通は部屋んぽ中も
このルーティンを
何度も繰り返します!
本来過ごせるはずの
広いスペースでの
自由で気ままな時間。
是非ともしっかりと
確保してあげて欲しいと思います。
今一度
皆さんも考えてみてください。
以上で
飼い主の見解は終わりです
飼い主の記事もそうですが
どんな方のブログも
各自が自分で調べた内容を元に
素人が独自の見解を書いているだけなので
鵜呑みは厳禁です。
ちなみに
動物病院の先生のブログは
意外と私見の強い内容を書く人も多いです。
参考にするなら、必ず複数の先生の意見を調べて、見比べることをオススメします。
一番正確なの論文です。
根拠が曖昧な私見は入りません。
今は論文も、ネットで閲覧できる時代ですからね〜!
気になる情報があったら
自分で調べてくださいね!
本日も最後までお読み頂きありがとうございました