自宅から少し距離のある公園に、
幅10m×高さ4m程の岩の壁があります。
1つの大きさが30から50センチ角位の岩の壁の隙間に、土や雑草が生えています。
所々、20cm程前に突き出ている岩もあります。
「よじ登る」を意図とした設計ではなさそうですが、こんな楽しそうな壁、木登り好きなプニが見逃すはずもなく、3歳頃から通っています。
高低差のある公園なので、一番上まで登り切ると、広場に続いています。
そこに、小学生グループがやってきました。
私に「危ないよ」と注意されるのではないかと、一瞬警戒していましたが、「あ、この人は大丈夫なおばさんだ。」と判断されたようで、みんなで登りはじめました。
その中に、登るのを怖がっているだけではなく…足と手の動かし方が適切ではない為、登れないお子さんがいました。
「お前さ!ボルダリング教室に3年も通ってるのに、なんで登れないんだよー!」
「だってボルダリング教室みたいに、突起(ホールド)が無いんだもん。出来ないよ」
「ここに、足をかければいいんだよ。考えろよ。こんな小さな女の子も、登れてるぞ。頑張れよ!」
足と手の置く位置を友達に誘導されて、登りきりました。
「やったねー!」と私もプニも拍手。
「あ、ちょっと待って!私も登りたくなった。
落ちたら多分死ぬから見てて。
」
「頑張れー!」
小学生の声援を受けて、私も無事登り切りました。
その後、少年たちとしばし一緒に遊びました。
ボルダリング教室に通う子は、体操教室、かけっこ教室、スイミング、ピアノ、塾に通っていると知りました。
…ああ、言われてみたらこの子だけ、身なりも良さそう
うちは、プニに大型トランポリンを習わせたく、体操教室に通っていた時期がありました。
上記の一例以外にプレイパークやサークルなど、私の狭い範囲の経験で思うのですが、
木の根や雑草が生えている、凸凹した公園の土の上で走るのと、舗装された校庭や、体育館で走るのとでは、
体幹の鍛え方や筋肉の使い方が全く変わってくるのかもしれないなあと。
短期的に見たら、
体育で行うものは、体操教室に通っている方が強そうですけれど、
体育が得意≠運動神経が良い。
運動神経が良い=体育が得意。
な気がします。
公園っていろんなことが学べますね。
最近、あまり行けてませんが。
あの少年達にまた会いに行きたいです。
小学生になったら、公園にはもっと行かなくなるのかしら…
行くとしても私とではなく、お友達と行くようになるでしょうし。
そう思うと、入学式まではプニと一緒に沢山外遊びをしたいと思いました。