細かいことはさておき、気になったことをつらつらと数日分。

 

3月8日(木)

 

前述の事件でほとんど寝られなかったので、午前中は少し眠る。

そして、今日は何事も慌てずにゆっくりゆったりやろうと心に決める。

昼間は食材などの買い物とリハーサルのためのメールやり取り。

あと日本での仕事を進める。締め切りがあるやつ。

その後、大きな映画館に行ってみる。

チケットをネット予約したのだが受け取り方が分からず、そのまま入りそうになったら、お掃除のおねえさんに止められた。

ポップコーン買う所とチケット受け渡しが一緒だったのでスルーしてしまった。

夜は、劇団の作風を話したらぜひ観たほうがいいと色んな方に勧められた『The Woman in Black』をFortune theatreで観る。

 

 

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会話の掛け合いが面白い。かなり好きだ。

 

 

そして劇場だからこそ出来る怖い演出が満載で良かった。

 

客席からやたら本当の悲鳴があがっていたので、正直悲鳴が怖かった。

ちなみに英語は早ければ早いほど分からないのだが、この話にはなんとなくついて行けた。

 

3月9日(金)

 

トラファルガー広場とその目の前にあるナショナルギャラリーに行ってみる。

こっちはホントに美術館と博物館が充実している。

え、こんな凄い物がこんな間近で観られるの!と感心する。

モネが最高だった。あとゴッホ。

夕方、翻訳家ののぞみさんと初めて電話。

それまではメールのやり取りだったので、声を聴けて嬉しくなる。

14日の翻訳ワークショップについて打ち合わせ。

ところでトラファルガー広場には日本でおなじみのあの生き物がいた。

 

 

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が、途中で公衆の面前でお脱ぎになり始めたので、子どもの夢はどうなる!とハラハラした。

 

 

3月10日(土)

 

念願のリハーサル見学。

大学の卒業公演だが、演技の専門学科だけに期待が高まる。

そして前述の照明家Sさんがライティングデザインしているのだ。

Baker street(あのベイカー街)から程近い、Marylebone theatreにて。

テクニカルの合わせが頭から通しで観られて面白い。

なにより役者がみんな上手い。

Directorが役者と良いコミュニケーションを取り世界をつくり上げている様も小気味よい。

自分ならどうするかも含め、ずーーーっと考える。

やはり現場にいるのは心地よい。特にいい現場であれば尚更だ。

ひとの仕事を観るのは飽きないし、想像力を掻き立てられる。

その後、Sさんと『Brief Encounter』というお芝居を観る。

クラシックの映画『逢引き』を舞台化したものだ。

そしてこの上演もEmpire Cinemaという映画館で行われるのだ。

 

 

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これがもう…とてもいいのだ。

 

 

はじまる前の生演奏からして、とても雰囲気がいい。

 

また映画館の特性を活かしている。

映像をつかっていてあんなに好ましいことは、なかなか無い。

それからあのシャンデリアのつかい方…最高。

大胆さの中にある繊細、もろ好み。

『逢引き』そのものがシンプルな話なのだが、そのシンプルさが際立つように、胸に響くように、無駄のない演出がなされている。

演出研修なので色々メモしているのだが、席が遠かったのでもう一度観て細部まで確認したいリストに入った一本だ。