3月6日(火)

 

朝。久しぶりに少し遅めに起きた。

とは言っても8時なのだが。

それまで何故か5時起きしてたのでこれが普通だろう。

わたしの戯曲『いけない』を翻訳してくださった阿部のぞみさんが、それを題材にして翻訳ワークショップというものを3月14日にロンドン大学で開催してくださることになった。

で、そこに作者として呼ばれ、翻訳されてみてどうだったかを生徒さんの前で話すことに。

 

翻訳ワークショップ。

 

なんと面白そうな響きだろうか。

これは翻訳する時に大事にしているポイントなどを、わたしの戯曲を読みつつ紐解くというもの。

研修の身として、なんとありがたいことか。

ふと中学生の頃、あたしゃ通訳か翻訳家になる、と言っていたのを思い出した。

 

そうだ。

 

わたしはマイケル・J・フォックスの通訳をするはずだったのだ。

戸田奈津子さんの後継者になる予定だったのだ。

『日本語字幕 鹿目由紀』と映画の最後に記されるはずだったのだ。

 

おや。

なにを間違えたのだろう。

 

なにを間違えたら、壁に横に立ったり走ったりする芝居を書くひとになるのだろう。

 

わたしは通訳で、いい感じにマイケルと出会って、マイケルと恋に落ちて…

という夢のような話を友だちがノート一冊の小説にしてプレゼントしてくれたのを思い出した。

そういうのが流行っていたのだ。

わたしも確か別の友だちに、いい感じに子安武人さんと恋に落ちる話を書いてあげたわ。

授業中にみんなでまわし読みして、感想を交換したりしてほくそ笑んだものだ。

先生ごめんなさい。

 

あ、話がかなりずれました。

昼間は翻訳ワークショップのための自分のバイオグラフィーを英語でつくったりして。

 

夜はNational Theatreで『マクベス』観劇。

 

 

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客席を見渡して、ああこれ映画館で観た場所や、と一人テンションを上げる。

 

 

そして幸運なことにかなり前の席。

 

 

役者の表情までバッチリ見えた。

あのマクベス夫人の女優さん観たことあるなぁと思ったら、アンヌ=マリー・ダフ。

ジェームズ・マカヴォイ(これもわたしの試験によく出る言葉ですよ)の元奥様…

いやはや演技が…上手い。

今回は演出の研修なので、とにかく演出について色々メモしている。

劇場の形、特性を活かしたつかいかた。

ぴたりとはまる、つかいかただった。

それは本当に大事なことだと改めて思う。

 

ちなみに開演前に劇場のバーで飲み物を買った。

美味しいよ。コーラ。