「これからもっとどうなるか分からないし、迷惑かけるかもしれないけど行ってくるね」

そうやって姉に電話をしてから家を出た2年前の8月26日

 

「いろいろ思うことはあるかもしれないけど、とりあえず観てみてね。」

って前日の夜に姉に電話をかけた去年の8月26日


ドライな顔して1番心配そうに応援してくれているお姉ちゃん。


反対だって言いながら、スマホの中にちゃんとAbemaTVをダウンロードしていた母。


 ゆきは、ケガしたらあぶないぞ〜!痛くなっちゃったら大変だ!ってインドからフワッとしたアドバイス?をしてくる父。

 

上福家にまたこの季節がやってきました。

 

 

みんなお察しでしょうけど私は次の後楽園大会でデビュー2年!同期なし!デビューまでの特別な何かイベントなし!期待値なし!色々なし!あったのは、「コイツ本当にデビューすんの?」ってくらいの空気笑


いや今だから思うけど当時は結構メンタルもすごい勢いで鍛えられた気がします。笑

 

最近、知り合いが東京女子のポスターをみて、「派手な子が多いね」ってボソッと言ってたけど、確かに今となればたくさん派手な化粧してる子とか明るい子がいるけど、私が入った時の印象逆に「薄メイクが多いな」でした。

 

私が入った時はギャルっぽい人も居なかったし、みんな三禁あったし、だから自分が練習生として入ってきたときは、ネイルして、髪明るくて、カラコンも派手でグラビアやってて、飲み会とか行ってて〜。っていうのがなかなか受け入れられなかった気がしています。っていうかそう。

(言い訳じゃないけどあなたはそのままでいいですって言われたし、悪気があって乱そうと思ってたわけじゃないんだよ)

 

本当に自分でもひょんな事から急に飛び込んだ世界だから、今でも知識があるわけではないけど、当時はもっと無さすぎて本当に本当に大変だった!運動のセンスもないし。それは今でも無いんだけど。

 

自分が上達したのかとか、良くなってるのかとか、そういうのは周りの人達に決めてもらうことだからいいとして、やっぱり自分がデビューした後にアプガ、ゆきちゃん、ハイスペ…って人が増えていくと、あぁ、もっと頑張らないとなって思うし、その反面、もはや自分のペースを大切にしよう!とも思う。

 

自分よりも後から入ってきた人達でも、特にプロレス好きで入ってきた人達は、デビューの前から知識が豊富だし。運動経験がある人は動きもいいと、思うし。多分!それ以外でもデビューして数ヶ月でベルトベルトってすごい上の方を目指して言ってる人とかも居るから、意識がすっごい高いなって思ってます。だって私が「ボディースラムー!」って、ちゃんとそのワードで覚えたかなって頃だもん。



試合の緊張も場数を踏めば少し良くなるよ!って、デビューした後にアドバイスもらったけど、2年たっても落ち着いてできたことが1度もない。どんな試合もどんな時でもいつでも緊張してしまって…。そこら辺はもうちょっと頑張ってみようと思う。


だからその反動なのか何なのかが試合が終わった後の楽屋ではすごくみんなにベタベタしてしまいます。よく自分の試合が終わった後食べれなかったご飯を食べて、噛んでる最中のものをみんなに見せます。安堵感がすごいの。







…汚なっ。





デビューしてほぼ2年が経って、でもそれ何十年もやってる人からしてみたらまだゼロに近いのかもしれないけど、私としてはこの2年間ですごく学んだこともあったし、それはまだ全然できないこともたくさんあって。


じゃぁ今日に至るまで、1分1秒も気を抜かずに全部頑張ったかと言われたらそんなことないと思う。けど私は自分をきれいに見せるために言い訳をしたりだとか、自分自身に平気で甘える人がすごく嫌いだから、あんまりこういうのは言いたくないような。


甘えとか優しさっていうのは周りがしてくれることであって、自分のことを自分で甘やかすようになったらだめだなとは思っていてね、たまに自分を褒めるのはいいけど極力自分には厳しくいたくて。でもそれってすごく難しいと思っているYO


だけどトータルで言ったら今の自分は嫌いじゃない。だけどやれる事はまだたくさんあると思ってる!


1つだけこの2年で達成したことがあるとするなら、私のことをお前なんかすぐやめるだろうって、1年もつかな?とか言ってきた人たちへ、何だかんだ辞めてませんし、頑張ってる最中です!ハズレ!!


だけどその反面もしかしたらそういうこと言ってくる人たちがいたから今私は続けてるのかもしれない。

ありがとうなんて言いたくないけど反骨心を芽生えさせてくれてどうも。


そしていつか私のことを散々馬鹿にしてきた人が、私目当てでは無いけどたまたま買ったチケットに私が出場していて、その試合をたまたま見ちゃったときに、「おおぅ」って言ってくれてるといいなって思ったりする。(普通に応援してくれるのが1番嬉しいよ)けど、今はそんなことよりも今の私を応援してくれてる人がいることが本当に嬉しいし、見捨てずにずっと練習に付き合ってくれてる人たちがいることも嬉しい。


2年目に突入した時に掲げた目標は、いろんなことにチャレンジしてみよう!攻めの1年にする!だった。

3年目に突入したらどうしようかな。


プロレスのことに関してはまだまだ新人の部類なので自己主張するタイプの感じが苦手で、1番になりたいとか、例えるならガッツポーズ的なこととか、あんまりそういうの得意じゃなくて…。んー。


(あ、ちなみに自分よりちょっとでも後にデビューした人のことを後輩!!!ってめっちゃ言うのも好きじゃない。先輩後輩って呼び合うのはそれなりの関係がないと一方的にどちらかが呼ぶのは違うと思うんだ。お前のことなんか先輩って思ってないよ先輩として何の背中見せたんだ?ってなるのもアレだし…)



意外と気にしぃなんだよネ。笑



まぁそれはいいとして…


2年目では、タッグのベルトに挑戦した!アイアンマンも挑戦した!初めてメンズと戦った…!



じゃあ3年目の目標は、自分に自信をつけて少し強気になろうと思います!イェイ!



ベルトがどうこうとかは、その時の自分のモチベーションとタイミングによると思うので、年間単位の目標ではないと思いました。笑



とりあえずデビューしてから今までいろんな形で支えてくれてきてくれた方々、本当にありがとうございます。上福面白くねーな!早く辞めろや!って言ってくれた人たちも、結果的にありがとうございます。

すべての言動を味方につければ私無敵であります。


現実はうまくいかないことばっかりだ。だけど継続は力なりというか、なんというか。

こんなもんでいいやっていう気持ちとか、めんどくさいからもう知らない!って簡単な気持ちで始めたことをやめたらいけないし、とにかくどんな形でもいいからひたむきに続けることって大事なんだなって思った。もしかしたら途中でよくわからなくなっちゃう事もあるかもしれないけど、そしたら周りの意見に耳を傾けてみたりだとか。自分で気付けなかったいい部分とか、いろんな話を聞いてみたりだとか。

とにかく前向きにコツコツ続けよう!野心ややる気は一気に燃やすのではなく、ずっとちっちゃくメラメラしてたい!


自分のペースを大切に、協調性も忘れずに。


そーれ頑張るフォイ☆



8.25後楽園大会は、


まなせさん、みなちゃんと組みますYO

vs

おしりかさん、のどさん、らくちゃん…



今年の8.25には試合後お姉ちゃんに

「勝ったよ!」って電話かけたい。