たびたび学生時代の親友のOとは連絡をとりあっていました。



ある時久しぶりにOと電話をしていました。






O「ゆきは最近どう?忙しくしてる?」



私は仕事のことや、不妊治療についてなかなか夫と意見が合わないことを話しました。





O「そうかぁ…人の旦那さん悪く言うのも悪いけど旦那さんわがままだねぇ。あれも嫌、これもできないじゃゆきが辛いだけなのに…」





いつものように共感してくれて、たくさん元気づけてくれました。







O「ゆき、まだ時間大丈夫?」


私「大丈夫だよ。どうしたの?」



O「今のゆきにこんな話したら辛いかもしれないけど…」







わかった






O「実はね」







やめて








O「私、」






聞きたくない








O「妊娠したんだ…今2ヶ月…」








私「そうなの!?うわぁ、おめでとう!!良かったねぇ。お祝いしなくちゃ!!しばらくはお酒飲めないねぇ」




私は矢継ぎ早にお祝いの言葉を言いました。






声が震えるのを隠すためです。








O「ゆきが治療頑張ってるの知ってるから、言おうか迷ったんだけどゆきには話したくて…実はまだ旦那にしか話してないの」


私「そうなんだ!!一番に話してくれて嬉しいよ!!本当に良かった。もう胎嚢は見えたのかな?次いつ病院?」


O「うん。週末病院に行くんだ。胎嚢も確認できてひと安心だよ。でもこれからのことを考えるとまだ喜びより不安が大きくて…」


私「そうだよねぇ…でもOなら大丈夫だよ!!週末病院どうだったか教えてね!!しばらくお酒は無理だけどまたランチとか行こうね!!お祝い何がいいかなぁ。赤ちゃんに会えるのめっちゃ楽しみ!!」










O「ゆき、泣いてるの…?」









さすが親友です。見透かされています。







私「いやー…本当に嬉しくて…Oは元気な赤ちゃん産んでね。本当に良かった。」








Oと電話を切った後、めちゃくちゃに泣きました。(夫はたまたま夜勤でいませんでした)






Oの妊娠は本当に嬉しい。








でもこの悲しさはなんだ。悔しさはなんだ。




なんで聞きたくないなんて思うんだ。









私には見えなかった胎嚢がOには見えた。嬉しいことじゃないか。










なんで私には胎嚢が見えなくて、Oには見えるんだ…








なんて嫌なことを考えるんだ。









Oは私に「私より先に妊娠して欲しい」と言ってくれていたのに………









つくづく自分が嫌で、情けなくて、死にたくなるほどでした。








私はOが大好きなのに……………








本当に情けないです。