スマホが見つかる普段の行い | 旅の途中のエトセトラ

旅の途中のエトセトラ

時として「旅」にたとえられる人生。
その旅の途中で学んだこと、感じたこと、気づいたことなどを綴っていきます。

 

 

 

駅までの道の途中

スーツを着た若い男性と女性がいました。

 

男性はスマホを持っていて

それぞれに歩道のあちらこちらを

見回しています。

 

 

「何かを探しているのかな?」

 

 

そう思いながら

足早に通り過ぎたのですが

 

20メートルほど進んだところで

どこからか音がしてきます。

 

「ん? 気のせい?」

 

いやいや

マンションの植え込みの方から

ピンポイントで音がする…

 

「!」

 

ピンと来たので踵を返し

少し先から大きな声で

 

「もしかしてスマホを探してます?」

 

そう声を掛けると

近づいてきたので

 

「この辺から音が聞こえますよ」

 

「ありがとうございます!」

 

 

私は急いでいたので

お知らせだけのお手伝い。

 

振り返るとすぐに

見つけられたようでした。

 

 

 

スマホがないと

仕事に支障をきたすかも知れません。

 

すぐには見つからない可能性も

あったかもしれない。

 

 

見つけた場所は

少しアップダウンのある

駅までのショートカットの道。

 

ヒールのある靴を履いていたので

通るかどうか迷ったのですが

とにかく急いでいたので

その道を通ったのです。

 

 

 

あのお二人は

ピンチの時に時空さんが

応援してくれるような普段の行いを

されているのだと感じました。