先日、伝えたいことを
日を改めて伝えに行ったという
お話をしました。
伝えることの大切さを
より意識するようになったと思います。
昨年
父がかかりつけ医ではない病院で
精密検査を受けることになり
何度か付き添ったのですが
検査の結果が出る前に
異動により担当医が変わると
聞いていました。
検査結果を聞く日。
診察室に入ると
とてもお若い先生なので
研修医さんかな…と
思いながら着席しました。
私たちそれぞれに
視線を合わせながら
ハキハキと聴き取りやすい口調で
検査結果を先に
伝えてくださったうえで
これまで経緯をおさらいし
画像を見ながら説明をしてくれる…
安心できる結果も手伝ってか
その小気味良くテンポのある説明っぷりに
思わず顔がほころびます。
説明をすべて聞き終え
診察室を出る際
「先生、とてもわかりやすかったです!」
こうお伝えしました。
心の底からそう思ったのです。
理解しやすい言葉選びと
お話の組み立て。
何より視線を
しっかり合わせてくれる安心感。
マスク越しの顔は
みるみる赤くなり
照れた感じでゆっくりと
頭を下げてくださいました。
その後
父と話をしましたが
同じ気持ちでいたようで
なおのこと
お伝えして良かったと思っています。
研修医さんだとしならば…
なかなかお家に帰れないとか
寝る間もないほど激務だと
伺ったことがあります。
この時
先生の心身の健康を祈り
この先も変わらず
患者さんの目を見て
お話してくれる先生だといいな…
そう思いました。
あれから時間が経ちましたが
今も変わらず同じ気持ちでいます。

