「いらっしゃいませ」の中の「感謝」 | 旅の途中のエトセトラ

旅の途中のエトセトラ

時として「旅」にたとえられる人生。
その旅の途中で学んだこと、感じたこと、気づいたことなどを綴っていきます。

 

少し前の雲さん

 

 

昨日、カフェの店主さんが発した

「いらっしゃいませ」の言葉が

心に響いたというお話をしました。

 

 

 

 

そのことには触れずに

お店を出たのですが

やっぱりお伝えしたいと思って

一週間後に再訪しました。

 

 

 

前回と同じ席に座り

ここに来たいきさつを詳しくお話しすると


 

「前にも同じことを仰って
 ここに来たという方がいたわ。
 まさに同じ席に座って
 同じことを言っていたわ(笑)」

 

 

地下鉄の駅に近い場所なので

他にもカフェはたくさんあるのに…

なんとも不思議なお話です。

 

 

思いがけないお話に気を取られ

本題を忘れそうになりましたが

僭越ながらこうお伝えしました。

 

 

『どんなに丁寧な言葉を並べても

 在り方は伝わってしまうもので 

 「いらっしゃいませ」という

 たったひと言でも

 店主さんの人となりや

 その想いが伝わり心に響きました』

 

 

その言葉に涙ぐまれ

自分の体と向き合う出来事があり

それを乗り越えて

このお店を始めたことを

教えてくださいました。

 

 

 

心に響いたということを

お伝えしなければ

このお店ができた背景を

知ることは無かったと思います。

 

 

背景を知ったことで

「いらっしゃいませ」には

深い深い「感謝」が

込められていることと

決意の下の成り立ちであることが

わかりました。

 

 

 

思ったことを伝えることで

受け取ることや気づかされることが

たくさんあると感じます。