ドイツの三大美城に数えられるホーエンツォレルン城。
歴史あるこの古城で、4日間だけ開催されるクリスマスマーケットへ行ってきました。
「天空の城」との異名をもつホーエンツォレルン城は海抜855メートルの高さに聳え立つ古城。
フランクフルトからは3時間弱のドライブでふもとの駐車場へ到着。
そこから専用バスでひたすら山道を登っていきます。
この日はちらほらと粉雪の舞う寒さ。
見下ろすと一面の銀色におおわれた木々。
時間が止まったかのように美しい銀世界です。
門の手前には、すっかり冷えた身体を温めてくれそうなグリューワイン(ホットワイン)の店。
手作り感たっぷりの木製イノシシファミリーや手書きのボードに心も和みます。
さて、門を抜けていざ城内へ。
屋台はおなじみのソーセージ、レープクーヘン(スパイスを効かせたクッキー)、はちみつ、ナッツ類などが揃っています。
伯爵の大広間へ。
ここでも手作りの雑貨やインテリアグッズなどが販売されており、もっとも賑わっていました。
ワイルドな毛皮を扱う店。
手編みのマフラーなどあたたか冬小物。
つい手を伸ばしたくなります。
日が傾いてきたころ、広場ではエンタテイメントが始まりました。
ピエロが繰り出す大きなシャボン玉に子供たちは寒さを忘れておおはしゃぎ。
アクセスが難しいからか、観光客は少なめ。
メルヘンの世界に迷い込んだような美しいクリスマスマーケットでした。






