【ヘキスト】ドイツの古い街並みが残るちいさな地区 | Frankfurt☆Blog

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フランクフルト中心部から車で20分のFrankfurt-Höchst(フランクフルト・ヘキスト)という地区へ行ってきました。

 

化学薬品の工業地帯として有名なのですが、観光地としてもなかなか魅力的だったのでご紹介。

 

C&Aなどデパートや銀行、郵便局などが立ち並ぶショッピングストリートをマイン川沿いに進んでいくと、木組みの家屋が立ち並ぶAltstadt(旧市街)エリアに到達します。

Markt広場を起点にマイン川まで散策するのがお勧め。

 

伝統的な木組みの家屋や淡いパステルカラーに彩られた家が軒を連ねる路地裏。

市街地にはない落ち着きと温かみを感じます。

 

 

第二次世界大戦で爆撃に破壊されたフランクフルト市街地とは異なり、このあたりは被害を受けなかったために16世紀の街並みをそのまま残しているとか。

 

マイン川に向かって歩んでいくと、Höchster Schloss (Altes Schloss)=ヘキスト城(古城)の白い尖塔が見えてきます。

マインツ大司教の統治下におかれていた16世紀まで官邸として使われていたそうで、ユニークな屋根のラインと装飾が特徴的です。

 

 

城の周りには城壁が張り巡らされていて、門を抜けてマイン川岸へ下っていきます。

 

マイン川のほとりには白鳥の姿が。対岸には渡し舟でアクセスできます。

 

 

 

川沿いにはカフェも立ち並び、人もまばらでのんびりと過ごしやすい。

 

公園の遊具もドイツの堅牢な古城の風貌をしていますよ。

 

 

川岸から見上げるSaint Justin's Churchは美しい。

850年に建てられたフランクフルト最古のカトリック教会です。

 

 

 

ヘキストは移民が多く、特にトルコ系やイスラム系が目立ちます。

駅前や中心地は雑多な雰囲気がありますが、旧市街の散策はお勧めです!

陶器の街でもあるヘキストでは、Jahrehunderdhalleにて恒例の蚤の市も開催されるそうです。