【アクロポリス】パルテノン神殿のおもしろさ | Frankfurt☆Blog

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ピレウス港からバスで1時間ほどでアテネの中心部へ到着。

高台に建設されたアクロポリス遺跡群を目指します。

アクロポリスとは「高い丘の上の都市」という意味で、岩山の高低差を活かした防壁は当時のポリス(都市国家)をドーリア人から守る役割を担っていました。

高さ150メートルを下から見上げるとこんな感じ。

紀元前13世紀には壁の建設が始まっていたそうで、その技術と機動力にただただ驚くばかりです。

 

 

今も古典劇やオペラなどが上演されるというイロド・アティコス音楽堂。

大富豪がアテネ市に寄贈したそうです。

背後に広がる市街の壮大な景色がすがすがしい。

 

 

紀元前408年に完成したエレクティオン。

伝説の王エレクテウスの館として祭神が祀られていました。

左手には6人の少女像が象られた柱が屋根を支えています。

 

 

いわずと知れたパルテノン神殿。

15年をかけて紀元前432年に完成し、12mの巨大な守護神アテナ像を祀っていたそうです。

ドーリア式の柱は中間にふくらみをもたせ、上部を細くすることで強度を保っています。

遠目からは垂直に立つ長い一本の柱に見えますが、実はコイル状に削った円柱を積み上げて支えていて、垂直ではなく少し内側に傾かせてあります。これも屋根を支えるため。

間近で見ると実に興味深い建築であり、芸術作品です。

 

 

アクロポリス遺跡は予想していたよりはるかに広く、大理石の階段を上り下りするため、滑りにくいスニーカーがマスト!

そしてなにより日よけの帽子と水分補のためのミネラルウォーターも必需品です。

人気の観光地で入場まで時間がかかるため、見学に2時間は欲しいところ。

 

遺跡を出たら市街地に降りて、ランチ。

ギリシャ郷土料理に定評のある、『Athina Bistrot』。

ふくよかな海老のグリルをハーブを利かせたマヨネーズソースでたっぷりくるんだオシャなプレート。

 

 

ほかに美味しかったのは、Souvlaki(スヴラキ)。

豚肉を串刺しにしてスパイスやハーブでマリネして焼き、すりつぶした胡瓜をオイルやヨーグルトと和えたタジキソースやピタパンと一緒にいただくギリシャの代表的な料理。